劇研麦の会 国民文化祭出場その4
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そんな国民文化祭も本番、100年の歴史を誇るこの康楽館で、麦の会らしさを出した素晴らしい舞台。
音響室から見つめる私の目にも涙がうるんで来る。
みんなよくやったね、いろんなことがあったけれどこうしてこの舞台に立てるなんてすごいことなのだ。

この一年、演出の南野氏がこの世を去り、この夏、共に舞台をつくってきた伊勢氏がこの世を去った。
震災後支援をいただき何とかつないできた中で、更なる不幸が続き、それでも麦の会は舞台をつくり続けた。

そして小坂町でお客さんからたくさんの拍手をいただいたのである。麦の会の1ページがきざまれた。

さて、そんな麦の会が宮古でも公演を行います。

11月24日午後1:30~ 磯鶏幼稚園 入場無料 となっております。
宮古市市民文化祭の最後を締めくくる麦の会の芝居。
ぜひ皆さんお誘い合わせのうえ観に来て下さい。



【2014/11/22 21:28】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
劇研麦の会 国民文化祭出場その3
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リハーサルも終わり近くのホテルへ、我々が泊まるホテルには10か国ほどの人たちが小坂町に研修に来ていた。
1か月半ほどの滞在だという。

この町は古さと新しさがいい形で融合してる町なのだ。

明日の本番を控え、みんなでミーティングを少々。酒が入りだすと脚本の解釈を私なりに。などと話し始めると、明日を控えたキャストの面々の役作りが狂い始める。

やっぱり最後は陽子が磯吉の胸に飛び込むのが今のトレンディドラマだろうとか、政子は出戻りで太吉を誘惑してるんだから悪女なのだ、もっと魅惑的で怪しい女なのだ。などといいたい放題の俺なのだ。

そんなこんなで役者の面々わけがわかんなくなってきた。俺が悪いと細越氏が言われるが、そういう本人も楽しんでいるのだ。
だんだん酔っぱらった俺たちは言いたい放題で盛り上がってゆくのである。明日どうなるのだこれは。
夜の更けゆく小坂の街を窓越しに、街に出て飲みたかった俺は、心残りを抱きつつ、自分の部屋へと帰ってゆくのであった。

【2014/11/13 22:55】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
劇研麦の会、国民文化祭出場その2
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11月1日 我々麦の会は第29回国民文化祭・あきた2014演劇フェスティバルに参加するため宮古を出発した。

バスにキャストの面々が乗り込み、大道具・小道具・メイク道具を積込んだレンタカーは俺と細越氏が乗り込んだ。
途中昼食を取りながらの5時間のロングドライブは久しぶりだ。

何年か前盛岡劇場でやった8時の芝居小屋の時と同じだな、ふと思った。ロングドライブも話題に事欠くことは無い。何しろ細越氏とは30年来の付き合いである。活動の場もリンクしているところが多々あるのだ。
その話題を書きだすととりとめもなくなるので別の機会に。

小坂ICを下りて間もなく、のぼりの立ち並ぶ康楽館への道へと入る。そこから俺はタイムスリップしていくのである。
昔どこかで見たような、経験したような、どことなく懐かしさのある。この気持ちは何だ?

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康楽館と演劇フェスティバルの看板、そして康楽館と実行委員会の人たちが私たちを迎えてくれた。

ここで私たちの芝居が出来ること、観てもらえること、この瞬間が至福の時かもしれない、ふとそう感じる。

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裏方は森田氏と細越氏、そして私の3名だけ。いつの間にかこの人数になっていた。酒好きのとっつぁん3人、麦の会を支える少数精鋭の裏方3人衆なのだ、と自画自賛しているのだ。だが長旅と緊張感は結構つらい年になってきたのだ。

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他の団体の観劇後、弁当を食べていよいよ我々のリハーサル時間。仕込みから始める。康楽館のスタッフにお手伝いいただきながら大道具を組んでゆく。

その前に明治43年に建てられたというこの芝居小屋の案内をしてくれたので、少々。花道につけられた、ちいさなせりを切穴(すっぽん)とよぶらしいがそれを見たり、回り舞台を見たり。人が人力で動かすこの装置は今も現役なのだ。
見る物どれもが時代と月日、人々の心を感じさせてくれるものばかりである。タイムスリップしてゆく自分、小坂町の人々に感動を覚える。

大道具の仕込みも慣れたもので15分足らずで完成。俺は音響室へと入る。今回はCD1枚でレヴェルとタイミングだけだからたいして準備は必要ない。担当の方に挨拶して説明を受け、早速スタンバイに入る。緞帳と音のタイミング、照明を打ち合わせ、リハーサルスタート。

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ちなみに、ここは全席桟敷席である。座布団に座り、食べたり飲んだりしながら芝居を楽しむのである。照明のスタッフさんがコーヒーやジュースを売ったりととにかく忙しく働いています。2階席もあってほんとに心地よく芝居が楽しめるのである。だからと言って公演中に菓子をかみ砕く音や飲み物をすする音などしないのである。

いままでやってきた舞台とはちょっと違い、戸惑いもある。反響がないぶん、声の出し方をしっかりやる必要があるのだ。
本番に強い麦の会、さすがに定番になりつつある”姉が泣いた”はいい仕上がりになっていた。

だが、数か月前は公演が出来るかどうかという瀬戸際に立たされていたのだ。そんなときはたいがい救世主が現れるというのも麦の会。そんな橋を幾度となく、いや66年間もと言った方がいいかもしれないが渡っていまここに居るのである。

つづく



【2014/11/03 20:39】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
劇研麦の会、国民文化祭出場
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久しぶりの更新です。
話題が色々ありすぎて書けなくなりました。

さて、秋といえば芸術の秋。今年は国民文化祭が秋田県で開催されます。

そこで我が劇研麦の会が国民文化祭の演劇フェスティバルに出場致しますなのだ。
会場は小坂町、康楽館。11月1日、2日の2日間。

1日  青森県立青森中央高校 (青森県青森市) 11:00~
    秋田県演劇団体連盟  14:00~
2日  劇研 椎の実 (兵庫県丹波市)10:30~
    劇研麦の会 (岩手県宮古市) 13:00~
    劇団ゼミナール (岩手県盛岡市)15:00~

康楽館は国重要文化財という事で歴史ある建物なのだ。詳しくはこちら

で、現在たち稽古真っ最中。いよいよ大詰めといったところ。今から大道具を組んで練習です。

あまり宮古では知られていないようですし、盛り上がってもいませんが、宮古での麦の会の認知度はこんなものなのか?
とにかく宮古を代表して宮古の演劇を披露してくるのだ。

思えば1948年、私はまだこの世に居ないわけで、66年間も演じ続けているわけだ。すごいことだが知る人は少ない。
それが長続きの理由かもしれない。しかしながら隠れファンは今でもいるのだぞ。

とにかく、宮古市民の皆さん今週末は秋田へ行ってきます。よかったら観に来て下さい。

ちなみにスタッフと役者がいつも足りないので、興味ある方は是非麦の会まで。

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【2014/10/27 18:07】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
田中茂と劇研麦の会その53
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ブログの更新が滞っておりますが、日常はめまぐるしく多くの出来事がやってきて、書いているどころの騒ぎでない状況。頭の中では同時に5つぐらいのことが進行して、ちょっと間違ったらとんでもないことになりそうな責任を負っていたりする。

で、そんな頭の中から一つの話題を。

来たる11月24日(日)劇研麦の会の72回目の定期公演が上演されます。
場所は磯鶏幼稚園2階ホール。市民文化会館の向かいになります。
時間は13時開場 13時30分開演

そういえば市民文化会館いよいよ復旧工事がスタートしましたね。完了は来年の12月の予定。
シートピアなあどがそうだったように、震災前の状態に戻すという事だったらしいが、どうせ直すならもっと使いかっての良いホールにと働きかけで、同じ予算内ならいいという事になったようだ。

国をはじめ行政ってどうして融通がきかんのだろう。馬鹿げてる。あいた口がふさがらないとはこのことだ。

そんなことは置いといて、今回の公演は海の墓標という田中茂作品である。以前若干紹介したと思いますが、海で生きる若者を描いた作品だ。当時問題提起できない問題みたいなものを田中茂は作品の中に表現している。

それともう一つ、今回昨年に引き続き、朗読劇が行われる。
盛岡市提案型復興推進事業 リーディングカフェ による朗読劇である。こちらで確認

高橋勝彦源作 「愛の記憶」である。 

出演は出演…伊勢二朗、坂口奈央

とっても面白い、不思議で心温まる作品ですから、そして皆さんご存知の坂口奈央さんが…。とっても楽しみですね。 

今回はこの二本立て、演劇って実にいいもんですねェ。

多くの人に見に来ていただきたい作品です。なんと入場料は無料ですが、会場はあまり大きくないので早めに来ないと目の前で見れないかも。

では、磯鶏幼稚園でお会いしましょう。などと書きながら頭の中では別のことを考えている俺なのだ。
【2013/11/19 22:05】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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