酒とカレイとコンパニオン
2008-5-31-2.jpg


ネットが入り始めたメロンです。7月には美味しいメロンが食べられるぞ。

しかし今年は数もサイズもちょっと具合が悪いのである。ここにきてこの寒さはどうもいけない。ちなみに今年は蜂もあまり見かけないし、授粉も十分ではないということか。ネギはずいぶん大きくなったけどね。

田植えも終わり、大豆の播種に入るのだが、今年はトラクターで畝作りをやれるから少しは楽できるし、面白かったりする。ところが田植え以上に繊細な運転コントロールが必要とされる。
先だって、葬式の後やたら飲みすぎて、次の日の畝は曲がりくねってとても見られたものではなかったがここは集中して取り組まねばならないのである。それにしても上野さんとこの茄子の畝まっすぐだなァ。どうやったらそんなになるかなァ。クラシック音楽を聞きながら作業することにするか。

さて、大豆栽培にはサツマイモとの混植がよいと聞く。科学的には解明されていないようであるが、先人の知恵である。収量が上がるということだ。
ということで、まずサツマイモをマルチをかけた畝の中央に植えてゆく。その後両脇に大豆を植えてゆくわけだ。サツマイモのツルが伸びて雑草も防いでくれるのではと期待している。かといってサツマイモを大豆畑にすべて植えたらとんでもないことになるので、試験的に行うことにする。

サツマイモは長期保存が難しい作物である。長期保存に適したいいやつがあったんだけど、注文が遅れてしまったし、とりあえず保存方法も兼ねて今年は試作段階ということにする。

ブラスティングアートの注文と豆腐作りと農作業、問題は手の汚れだ。そのため手を洗う回数がえらく増えた。そのせいで手が荒れること、しかしきれいなすべすべの手を保たなくては、ダメなのである。

最近豆乳ローションなるものがいいなどという記事を見かけた。自作できるらしい。これをつけているとムダ毛も薄くなり抜けてくるらしい。イソフラボンが女性ホルモンと似たような働きがあるせいらしいのであるが、抜け毛には効果がないようだ。バストに塗りながらマッサージすれば、バストアップ、乳頭の黒ずみ解消効果も期待できる。とのこと、俺には関係ねぇことではあるが、肌はすべすべになるらしいからやってみる価値はあるかも。豆乳はいつでも手に入るしね。

さて一昨日なあどに顔を出したら、今から船で釣りに行くという。飲みながら釣り上げる魚を待っていればいいからと誘われたが、小雨の中なんの装備もなく、寒そうで、酒とカレイの刺身を想像しつつ、見送りすることに。今日は絶対釣れるらしい。酒、カレイ、酒、カレイ、そういえば何日か前に食べたホヤと酒がやけにうまかったことを思い出す。やっぱり畝が曲がってゆくのである。

皆さん大漁期待してますよ。
2008-5-31.jpg
【2008/05/31 17:54】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
田植え唄
2008-5-23.jpg


耳を澄ますと、いや、澄まさなくても聞こえてくる テッペンカケタカ の鳴き声。
いや、よく聞いてみると、てっぺんかけた なのだ。なんかこいつ変だな。
日増しに薄くなってゆく頭のてっぺんがやけに気になる。

さて、田植えともなると昔はみんなで並んで、綱を張った通りに植えてゆくものであった。結が存在していた時代だ。田代では聞いたことがないが当然田植え唄など歌いながら、植えていたことは想像がつく。

ところが近年、田植え機なるものが高性能になり、ひとりであっという間に片づけてしまうのだ。
当然田植え唄など歌う由もない。しかし、高性能の携帯電話を私は手に入れたのだ。
こいつにイヤホーンをつなぎ、さっきインポートしたミュージックをスタートさせる。あとは携帯電話を胸のポケットに放り込んで、田植え機よいざ発進。

あとは前方を見ながら、踏ん反りかえり音楽に耳を傾けるだけのドライビングゥ~なのである。
だが一点集中、ちょっとハンドルがぶれると曲がって植えてしまうのである。

最後になって一条分足りないとか、途中でくろにぶつかるとか、見られるとどうも恥ずかしい曲がりになってしまうのである。

そんなとき、川向うの道路を走る車が止まって私に手を振る。おばちゃんだ。こびりいにひゅーずを作ってきてくれたらしいのだが、イヤホーンから流れる青山テルマのそばにいるねがじゃまをして、聞き取れない。家にばあちゃんがいるからと合図を送る。

精神的に動揺するとその心の変化はすぐ植えた苗の曲がりで判断できる。案の定とんでもないカーブを描いて苗が立ち並ぶのである。これだもんな。

田んぼの中をレナ(愛犬?)を乗せた田植え機が走る。青山テルマが私にやさしくそばにいるよ、会いたいよとささやきかける。どうも選曲間違えたかなァ?
【2008/05/23 20:34】 | 中山間地の農業 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
とにかく使ってみよう
2008-5-21.jpg


ネギとメロンの混植は順調に生育しております。が、べと病らしき症状があらわれたものが出てきた。
べと病はネギで防げる病気ではなさそうなので、早い段階で防除する必要がある。
今、受粉作業の真っ最中、早いものは丸くなりだした。
基本的には孫ツルに着果させるわけだが、予定の花を見つけての受粉作業は、一株ごとに愛着がわいてくる。鳥の声をBGMに花との対話は何とも癒される朝なのである。
鳥の声もウグイスからカッコウへと季節の移り変わりを感じさせてくれる。

葬式があった関係でしばらくブログを休んでいたが、なんとかパソコンの前に座れるようになってきた。机も畑もハウスも仕事が山積み、ここは一つ音楽を聴きながら仕事に取り組めば能率も上がるだろうと考えた。

iPod などというものは未だ持っていないが、最近携帯が田代でも使えるようになった関係で新しい携帯電話を購入することとなる。前の携帯は使えないのだ。それはそれで一言言いたいのであるが、それは又の機会。こいつがすぐれもので?今の時代は常識なのだろうが、パソコンで情報のやり取りができる。当然音楽もである。こいつを使って今日は田植えを楽しくやろうじゃないか。
早速お気に入りのパソコンフォルダから携帯へ取り込み、イヤホーンをつけていざ出陣じゃ。




【2008/05/21 19:57】 | 中山間地の農業 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
団子より花?
2008-5-10.jpg


最近あちらこちらで見かけるシバザクラのじゅうたん。

最近では箱モノよりも花のほうがコストがかからず、集客もあるそうで、全国各地で花を植え、イベントを行っているようです。
まあ田代も一本桜を誰かが取り上げてくれたおかげで、仕事でしか通らない道がピカピカの乗用車が通るようになり、多くの人が訪れるようになった。

私も以前からこの集落を花でいっぱいにしたいものだと考えていたが、問題は田んぼや畑をうまく飾り付けてくれて、なおかつ農作物に影響をおよばさないものでなければいけないことだ。
雑草を抑えてくれて管理に手間がかからず、できれば春夏秋と楽しみたいのである。

花は楽しめる時期が短期間であることで通年人を呼び込むのは難しいという問題もあるようだ。

箱モノは一度見れば二度も三度も足を運ぼうとは思わない。ディズニーランドみたいに常に変化していればいいのだがそれも難しい。
その点、花は何度見てもいいし、飽きることもない、そして日々変化しているのである。
人間が作り出したものは自然が作り出すものにはかなわないのである。

さて、どんなふうに花でいっぱいにするか思案のしどころです。

露地栽培で花を栽培するという手もあります。見て、売って、二度楽しめる?

道路沿いの畑や空き地を使って花を栽培すりゃいいわけです。それも手間のかからないやつを。

それと、アレルギーの起こらないやつじゃないとだめですね。

花に囲まれて、畑の桃をちぎって食べ、イチゴをつまみ、メロンをもぎ取る。
春にはあたり一面沈丁花の香りが漂い、夏にはりんどうのじゅうたん、ひまわりのトンネル。
トマトやレタス、ピーマンとうもろこし、畑でかごに摘み取り、自慢のどぶろくやらワインで疲れをいやす。遠く唐臼の音と鳥のさえずり、好きな本を片手にうとうとする昼下がり、夕暮れには川で釣り糸を垂れ、コウモリの羽音に耳を澄ます。

そんなイーハトーブの世界をこの鍛治ヶ沢に夢見るのである。



【2008/05/10 20:11】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
さくらんぼ
2008-5-9.jpg


サクランボの花。
花びらが散るとサクランボが日を追うごとに大きくなる。
赤く色づき食べごろになると、きまって雨が降る。梅雨の季節だからしょうがないが雨にあたるとサクランボは割れてしまう。
なんでもそうだが雨や水が直接降りかかるといいものはできない。病気になったり、割れたり、変色したり。

ところが、唐臼や水車は逆のようで、水を受けて濡れていないとたちまち木が駄目になってしまうらしい。唐臼の場合松の木を使うのが一番いいらしい。割れたり腐ったりしないらしいのである。

河童も頭の上のサラに水がなくなると弱ってしまうようであるが、最近では河童の話などトンと耳にしなくなった。子供のころは夕暮れ時に川遊びをしていると河童に川の中に引きずり込まれると脅かされたものだ。
そのころはまだ河童を見たという人がいたりして、夏休みなどは川で遊んでいて骨など見つけようものなら、河童の骨だと大騒ぎしたものだ。

以前は生活の中でいろいろなことが結びつき、それが当たり前のこととして暮らしていたのだ。

さて、そんなことを考えた人がいたのかどうか、農林水産省、総務省及び文部科学省では、全国の小学生が農山漁村で1週間程度の自然体験・集団宿泊体験活動を行うことを目指し、平成20年度から「子ども農山漁村交流プロジェクト」を推進しするという。

5年後には全小学生が対象になるらしい。巨費を投じての事業なのだが、どうであろうか。

グリーンツーリズムなどの2時間程度の体験など何にもならんと思っている私なのだが(娯楽やひやかしにはなるか?)、やるなら生活を丸ごと体験しなくては何の関連性も意味もないのである。

田植えと腹がへって飯を食うこと、そのために食器が必要であること、いつまでも遊んでいると河童に引きずり込まれること、嘘をつくとオオカミに食われること。そんないろんなことが入り混じって本来の生活とモラルを作るのである。

そして遊びの中で人間関係と社会生活を身につけ始めるのである。

集団宿泊体験となっているが、別に集団である必要もなかろう。むしろ決められた集団よりは、もっと自由にその地域の人間となることが本来の目的に近づくのではなかろうか。
【2008/05/09 19:58】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
時間よとまれ
2008-5-8.jpg


花が咲き始めたと思ったら、緑が日を追うごとに濃くなってゆく。

夕暮れ時直売所の帰り道、いい香りに包まれた。なんの香りだろう、ほどなくして沈丁花の香りであることに気づく。

村全体がこんな香りぬ包まれたりしたらどんなに素敵でしょう。

季節を追うごとに色と匂いで楽しませてくれる、そんな桃源郷があったらどんなに素敵でしょう。

そんな夢を抱きつつ、すこしづつ実現へ向けて進んでゆくのであります。

昨年農協からもらってきたハウスがなかなか完成しません。メロンの苗は大きくなりすぎているのに。
今日も疲れてしまったので酒飲んで寝ます。

ちなみに花粉症は酒を飲むとひどくなります。
ワインが一番ひどくなります。次にビール。焼酎は比較的いいようですがやっぱり寝てから苦しくなります。次の日に引きずってしまいます。

花粉症の時期だけはアルコールは控えた方がいいようですが、花粉症にはよくても依存症にはよくない結果になるわけで困ったことです。
【2008/05/08 19:44】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
直売所から感謝をこめて
2008-5-6-7.jpg


ゴールデンウィーク中は鍛治ヶ沢直売所にお立ちよりいただきありがとうございました。
鍛治ヶ沢住民一同感謝申し上げます。これからも鍛治ヶ沢直売所ご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。

そのうち鍛治ヶ沢の地図でも作って、生産者や農場、散策スポットなど紹介したいと思います。
でもイラスト描ける人がいないんだよな・・・。

それにしても亀ヶ森の一本桜年々人気が出てますね。新聞やテレビでも毎年取り上げられるようになって、小岩井農場の一本桜と比較する人もいたりして。
どちらもそれなりにいいのであるからして、順位をつける方がどうかしてるというもんだ。
鍛治ヶ沢だってどこかをまねようとか、どこかに負けないようにとかそんなことは考えておりません。
私たちが楽しく夢を実現することはどういうことか、それを追求するだけなのだから。
自分たちが楽しくて、来てくれる人たちが楽しくて、何かを得られたならそれでいいじゃないか。

しかし、県内外から花見客、泊まり込みで来る写真愛好家もいるようで、写真を撮るのが好きな人にとっては最高の被写体となるわけです。もちろん私も下手なりに空に解放された花びらがシャッターを切らずにはいられないのであります。
皆さん桜を愛するように、この田代も愛してください。それがこの先いつまでも桜を見られる環境となるのであります。

さて、唐臼の製作がいよいよ実現に向かって動き出しました。
佐々木さんより松の木を提供いただきました。唐臼の里に唐臼の音が響いてくるのもいよいよです。
製作の様子はこのブログで紹介していきますのでご期待ください。

それしてもすごい松の木です。
【2008/05/07 21:31】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
さくら便り
2008-5-6-3.jpg


晴れのち雨、そして風。
今日の天気はめまぐるしい展開、風にもまれて間もなく葉桜となりそうな亀ヶ森の一本桜です。

はるか向こうに宮古湾の入り江を臨む牧草地に風を受け一本桜は花をつける。
その花の色の美しさに心打たれる。

2008-5-6-1.jpg


青い空、白い雲、そして濃いさくら色が天に向かって花をひろげる。その爽やかなコントラストが自然の偉大さを感じさせてくれる。

2008-5-6-2.jpg


もうじきこの桜の木の下は牛たちの日傘となり、休息の場を提供するのだろう。

そういえば桜よりも牛の糞集めに一生懸命のおじいさんがいたけど何に使うのだろう。
まさかモンゴルみたいに燃料に使うのかも?
灯油も高くなって厳しいご時世だからね。
【2008/05/06 22:24】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
亀ヶ森の一本桜
2008-5-4-3.jpg


10日余りも早く満開を迎えた亀ヶ森の一本桜です。

例年だと5月中旬が開花時期なのですが今年はかなり早い。ゴールデンウィークと重なり、今まで見れなかった皆さんも今年は楽しめるのではないでしょうか。

2008-5-4.jpg


やっぱり温暖化の影響でしょうか、冬は結構寒かったのに、こんなに早く開花するとは予想外です。
桜のことを聞かれるたびに20日前後でしょうと話していたのですが、もう咲いてしまいました。
早く見に来てください、今がちょうど見ごろです。ごめんなさい。

ちなみにどんど晴れの一本桜、小岩井農場で見てきました。岩手山がとっても奇麗でした。
バスでお客さんが来てましたよ。田代は近くにトイレもないし、バスはちょっと無理かな?
でも好きな人はいるもので、よくここまで車で見つけて上ってきますね。

今年は花の付きもよく、とても素晴らしいお花が堪能できます。
昼ごろ忙しさの合間をぬって撮影に行ってきました。お弁当を食べているお客さんが大勢いて、この風景の中で食べるお弁当は最高だろうなと思います。

昨日まで暖かかった田代ですが今日は冷たい風が吹いています。
亀ヶ森から宮古を見下ろすと、宮古湾に山瀬が流れているのが見えました。これからこのガスで寒い日が続くのかなと思うとちょっと憂鬱になってしまいます。山瀬があるからおいしいものができるという話も聞きますが、農作物にはやっぱり来てほしくない自然現象ですね。

2008-5-4-2.jpg
【2008/05/04 20:31】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
| ホーム |