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野生ということ
2009-1-29.jpg

レナが裏山で吠える声がした。
近づいてみるとタヌキがうずくまっている。

逃げようとする風もなく、時折頭を持ち上げる。
かなり衰弱しているようである。しかし野生動物にむやみに手を出すことは危険である。

何か病気であればなおさらだ。レナにうつってもいけないので遠ざける。

たまにこうしてしんでいるタヌキやキツネを見かける。

彼らにとって病気はなすすべがない。可哀そうだがただそっとしておくしかないのである。

以前も何度かこんなことがあった。症状からしておそらく疥癬症という病気だと思われる。
センコウヒゼンダニというダニが寄生することによる皮膚病とのこと。

人間の自然破壊などが影響しているという説もあるが、おそらくこの田代は縄文時代から人の数は変わっていないと思われ、キツネやタヌキというものはそもそも人間と隣り合わせで暮らしているものと思っている。だから今始まったことではないように思えるのだ。このダニが昔はいなかったわけでもあるまい。

人には人に寄生するダニもいるらしい、爺さんが昔はそんなことがあったと話しているから、やっぱりそうなのだ。生ごみなど捨てるとそれもいけないとか、それとて、ゴミ収集車が来るようになったのはほんの何年か前のこと。

貝塚などに見られるように食べたごみは縄文時代から捨てていたのだ、そしてそれをキツネやタヌキは食べていたのだ。

であるからしてこれは自然のあるべき姿の一つなのだ。

このままここで死んでしまうのかと思うのだが、野生動物はそうそう人目に触れるところで死ぬものではない。こんな状態でも翌朝はいなくなっているのである。

かわいそうであるがどうしようもない。やがてカラスやトンビの餌となるのである。

狐が死んでいた時は厄介である。恐らく家族がいた場合であるが、土に埋めても翌朝には必ず掘り返されるのである。何度場所を変えてもだ。それだけ絆が深いということだろうか。
狐にはほとほと困り果てる。

なかでもやつらのうんこのやり方は頭に来る。畑の石の上だったり、手袋や服を置き忘れたりすると、その上に狙ったようにやってある。これはいたずら以外の何物でもないだろう。

おそらくレナに追いかけられた腹いせのつもりだろう。トウモロコシなどは網を張ったってよじ登り、穴をあけ、全滅状態になる。これはタヌキと狐のどちらもだ。
野生といいつつも、昔から一緒に暮らしているようなものなのである。

ただ、ペットではないというだけのこと。いっそペットにしちまった方が被害は少なくて済むだろうと思うのである。以前熊の話を書いたが、野生動物と人間との関係がどうのというような話はコンクリートのジャングルに住む人間の考えることだろう。

ここに住む我々も野生動物みたいなものだし、そんな境界線はどこにもありはしないのである。

そういえば家の周りを穴だらけにするアナグマは美味しいらしい。
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【2009/01/30 17:47】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
惹きつけるものとは
2009-1-27.jpg

2月14、15日 シートピアなあどで工芸品の展示販売があります。出展工房はシートピアなあど、出崎産直に出品している各工房です。

私も出しますので、それに合わせて作品製作中。

写真はガラスのプレートに葡萄を彫刻したもの。サラダなどにちょうどいいサイズです。

当日は黒森神楽もあるらしいが、神楽を見に来る人と工芸品を買う人は違うだろうし、主催者のPRにかかっているわけだが、どうなる事やら。

ちなみに14日といえばバレンタインデー、チョコレート業界はついに男にもチョコレートを買わせる作戦に打って出た。逆チョコというらしい。包装紙の文字も逆に書いてあるようだ。

そういえば以前バレンタインデー向けのガラスの小物入れを作って出したことがあるが、全く売れなかった。野菜の直売所で売っていること自体に問題があったのか。
確かに、出崎産直は若者の客が多いとは言えない。ところが先日当番をやっていた時のこと、朝から若者が大勢集まっていた。

やがて、1階のフロアがいっぱいになった。こんなことは今までなかった事態だ。
2階には生麦酒が持ち込まれていった。何が始まるのか聞いてみると、ダーツの競技会がこのシートピアなあどで行われるらしい。よく見るとベルトに付けたホルスターにダーツの矢がぶら下げられている。県内各地からきているようだ。
そうだよな、やりようによっちゃ、ここにだって若者が集まってくるのである。

ところでダーツは飲酒可能なスポーツなのだろうか、いや、飲まなければいけないスポーツなのだろうか。飲んで楽しむには道具が危険すぎないか?
判定にもめて、矢を投げ合ったりしたら修羅場と化すのではないか?

いやいや、今の若者は酔って自分を見失うことなどないのであろう。私など酒を口にしたとたん、「ダーツなどどうでもいいもんね」、となってしまうに違いないのだが。

まあ、会場を見たわけでもなく、あくまでも私の想像であるからして、誤解のないように。

何かに夢中になるその若者のパワーに圧倒されるのであった。

オープニングセレモニーで披露された虎舞もやっぱり元気な若者たちであった。

だが、イベントを見たり、やったりするたびに、若者と中高年の隔たりがありすぎる気がする。

若者についていくこともまた必要なのだと思うのである。





【2009/01/27 17:56】 | ブラスティング・アート | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
見舞
2009-1-24.jpg

風邪で直売所にもしばらく顔を出していないため、I氏とK氏が田代までお見舞いに来てくれた。

さて、風邪で寝込んでいるということで、月のセレナーデのロゼを持ってきてくれたのだ。

昨日ようやく熱が下がって、少し体調も良くなってきたかなと思っていたが、なんとありえない展開。
1週間ぐらい酒を控えていたのだが、せっかくはるばる来てくれたので、まずはビールから。
考えてみたらK氏はビールは飲まない、早速いただいた月のセレナーデをいただくことに。

俺ちょっと風邪で飲めないんだけど。などと言いつつ、グラスを傾ける。

こうなるともうどうでもいいもんね。

これは、私とI氏のいつもの展開だ。ビールだワインだ、病み上がりの酒はうめぇなと感激しつつ、ワインはどれが美味いの、味噌はどれが美味いの、うんちくが始まるのである。

こうなると風邪はどこかへ忘れ去られてしまうのであります。

I氏の酒をやめると風邪をひく理論、真実味を帯びてくるのである。

酒で頭が痛いのと、風邪で頭が痛いのと、どっちもつらいけどね。

【2009/01/24 17:29】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
冬の川
2009-1-15.jpg

雨が直接川に流れ込む季節と違い、雪となり、そのしずくとわき水でつくる冬の川は一番透明で美しい輝きを見せてくれる。それは田代に限らずどこに行っても同じである。

秋の雨で洗われた川の岩には、藻がつくこともなく、揺れる水面を通り抜けた光は屈折し、模様を描き出す。それは水面の反射とともに川が絶えず動いていることを改めて認識させてくれるのである。

しかし、この季節に川べりを歩くのはたいへん危険である。この川の写真を撮ろうと一緒に行ったJさん、足を滑らせて座ったまんま、川岸まで一気に下ってゆくのであります。
こうなるとどうにもできないもので、ただ眺めているよりほかないのである。

そして川岸には雪の積もった、氷が必ずある。その上に乗ろうものなら川の中に投げ込まれるのである。この季節の川べり散策は要注意だ。

まだまだ寒い田代ではあるが、もうそろそろ今年のトマトやメロンなど苗作りを始めなくてはいけない時期になってきた。ところがまた風邪をひいて4日間も寝込んでしまった。昨年暮れからどうも風邪にやられっぱなしである。

風邪気味なのをわかりつつも、一日中、手の切れるような水仕事をするのが良くないのだが、なんとか次の週までには立ち直ってまた水仕事という、悪循環を繰り返すのである。

探検隊の新年会を心配する声もあるが、一応2月の始めあたりを予定しているので、関係各位は心の準備を。どうも歳をとるにつれ無理ができなくなってきているようであるから、あまり激しい企画はできそうにない、やっぱり今年も高級ホテルのロイヤルスイートで酒盛りというパターンか?

最近はそれもいいか、と普通に思う自分がやけにつまらないが、さりとて心躍らせる企画が浮かばなくなってきたのも事実、これが老いというものであろうか?
【2009/01/21 17:02】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ユビコプター
2009-1-14.jpg

月が沈みかける頃、雪の覆われた木々を朝日が照らし出す。温暖化といいつつも、結構寒い毎日が続いている田代なのです。

さて、先日シートピアなあどでは恒例の冬休み体験教室が開かれた。以前は私もガラス彫刻の体験教室をやっていたが、機材を運搬するのが大変でやめてしまった。それからというものこの時期は決まって雪が降る。やめてよかったとつくづく思うのである。

この体験教室に合わせて、ユビコプターの製作講習会が行われた。

ユビコプターといってもわからないと思うので少し説明したいと思います。

これは金澤武治氏の考案による竹トンボで、一般的な竹トンボよりはずっと小さく、指パッチンの要領で飛ばすのである。
たいていの人は竹トンボのミニチュアで、かざりものぐらいに思うわけだが、これが相当とぶのである。

このユビコプターは公式競技も開催されているのである。昨年金澤武治氏を会長に日本ユビコプターが設立された。
ちなみに現在の記録は10.85メートル、結構はまります。

で、今回はその競技用のユビコプターを作るための講習会。当然の如く、しっかりと規格があるのだ。
その規格に合うように講習を受け、製作するわけだが、これが小さくて結構なんぎする。

竹をナイフで削りだし、やすりで仕上げる。小さくても工学的センスと芸術的センスが要求される。

見事規格通り製作できた人には、製作初級の終了証明証が手渡される。

ということで、今回は私も講習を受け、修了証をいただいた。会長からは飛行、仕上がりともにおほめの言葉をいただいた。

このユビコプターには製作部門とインストラクター部門、競技審判部門などがあり、今後随時講習を行う予定である。

ちなみにホームページは私が担当しており、ユビコプターの広報部門の担当ということになっているのだ。

ホームページは現在製作過程ではあるが見れるので、詳細はそちらでご覧いただきたい。

URLはこちら日本ユビコプター

決まったサイズの中でいかに遠くまで飛ぶものが作れるか、これもまた楽しみの一つだ。一個作るのに4時間かかる人もいるという。私は2時間で完成した。
別に時間を競うわけではないので、楽しみながらつくることが大事。これが上級になると、企画飛行距離が同じでなくてはいけなくなるから、これは相当な技術を要する。

何分小さいので、ナイフの使い方には要注意だ。誰でもができるというものではないのである。


【2009/01/15 21:23】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
白銀の世界
2009-1-12.jpg

昨晩の雪が銀世界をつくり、やがて朝日がとかしだす。
木の枝や電線の粉雪があっちこっちでキラキラと舞い落ちる。

そんな所を歩いていると、大抵首筋に落ちてきて、背筋に冷たく溶けだす。
粉雪は取り除こうとしても、余計に背中に落ちてゆく。
仕方なくその冷たさに、冬を感じてみるのもありなのだ。

昨日、事情があって留守にしたが、その間に鍛治ヶ沢の唐臼の製作が始まった。

農閑期のこの時期しかなかなか時間が取れないから、なんとか春までには形にできればと思うのだが、何分私は大工仕事ができないもので、ささやかなバックアップぐらいしかお手伝いできない。
念願の唐臼が完成することを願いつつ、雪があまり降らなければいいと祈るのである。
【2009/01/13 15:07】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
雪のトンネル
2009-1-11.jpg

宮古の街と田代がこんなにも違うなんておどろき。

朝、豆腐を積んで走り出す。峠街道を登ってゆくと、だんだんと雪が深くなってくる。
こんなさかで止まったら動けなくなりそうで、どうか車と出合いませんようにと願う。
何年か前、対向車が横になって滑ってきた時もある。

そんなことを考えながら車を走らせていると、カーブを曲がった坂道でバスが滑って走れなくなっている。こんな大きなタイヤのバスでさえも難儀するほどの質の悪い雪だ。

実際にはこんなところで止まって写真を撮っているほど気持ちには余裕がない。さっさと下って行きたい気持ちなのだ。道路は狭いし、何があるかわかったものじゃない。恐ろしいのだ。
昔はこんな雪道をスキー場まで3時間もかけて通ったものだが、今じゃとてもそんな気にはなれない。

ただ、この山道の吹き溜まりで身動きできなくなりそうな恐ろしさとは対照的に、純白の雪が織りなす美しさに妙な違和感を持つ。

少しの気象の変化にすら、我々はなすすべを失うのである。

この峠道路を春が来るまで我慢しなければいけない。4WDのありがたさをかみしめつつ、ステアリングとアクセルとブレーキに神経を集中させる日々が続くのである。
【2009/01/11 20:48】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
玉虫色
2009-1-7.jpg

新年明けましておめでとうございます。本年も当ブログをご愛読いただきありがとうございます。
年賀状にブログのことが書いてあったりするととても嬉しく思います。
離れていても、風景や情景が写真や活字から伝わってくれると、なんとなくひと時を共有できたかな、などと思います。
独りよがりのブログは思わぬところから、おしかりを受けたりもしますが、本年もよろしくお願いいたします。

さて、昨日ビニールハウスの内張りを張りなおしていたところ、ぽとりと足もとに宝石のようなものが落ちてきた、エメラルドにも似たその個体の透明感のある緑色は土の上で輝いた。

拾い上げて手の平に乗せてみると、昆虫の死骸だった。しかしその輝きは今でも生きているかのように、美しく、色あせてはいないのだ。

光にかざすと、その輝きは深みを増す。ふと玉虫色などという言葉が浮かんできた。
よくつかわれる言葉だが実際にはどんなものなのかは具体的に知っているわけでもない。
なんとなくコガネムシなどの輝きを想像してしまっている。

見方によってどのようにでも受取れる文章などのぼかした表現、どっちつかずの状態をこう表現するようだが、それでは玉虫色とは具体的にどんな色かというと光線によって色彩が変化する、金緑とか金紫など様々な光沢のある色である。

玉虫厨子というのは実際に玉虫の羽をはめ込んであるらしい。その輝きは長い年月変わらないということだろう。玉虫を検索するとその昆虫がどんなものか見ることができる。

そうするとこいつは玉虫ではないということがわかってくる。確かに金緑ではあるが虹色には変化しないのだ。コガネムシの仲間だろうか、コガネムシはもっとまるいはずだが。

調べてみると、コガネムシ科のアオカナブンのようである。おそらくメロンの匂いに誘われてハウスに飛び込んだものと思われる。それにしても何ときれいな色であることか、進化論をもってして、何故このような輝きを手に入れたのであろうか。

アオカナブンもまたいつしか厨子となることを夢見たのであろうか。

このブログも玉虫色だよなァ~。


【2009/01/07 17:34】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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