野菜作りによせて1
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先日播種したマルセイユメロン発芽を確認した。
さてこれから収穫までどれくらいの日数が必要かご存じだろうか。

野菜と一口にいっても、二十日大根ように1ヶ月足らずで収穫できるものから、ピーマンみたいに長い期間収穫できるものまでさまざまである。

で、このメロンの場合播種から着果まで80日、さらに着果から60日で収穫となる。
延べ140日を要し、メロンを口に入れることができるのである。
その間、ただほっておくわけではないわけで、このブログでメロンがお客さんの手元に届くまで追いかけてみようと思うのである。

仮に30年メロン栽培をやったとしよう、その中で経験できる回数はたった30回なのである。
同じものを作り続ける製造業との大きな違いである。

結果を踏まえて次回に生かすには一年後、それの繰り返しなのだ。自分でやれる回数はたかが知れているわけだ。

しかしながら、データの蓄積というものがあり、栽培のノウハウは、種苗メーカー、農業改良普及センター、農協など協力によりその過程は大幅に軽減される。最近ではWEBの活用も効果的である。

そんな努力と蓄積の成果でつくられてゆくわけだが、野菜自身も生きて栄養を蓄えるためにどれだけ頑張っていることか。それに寄生する虫たちも同様である。

そうやってできた野菜を地元で消費する地産地消は、誰がどこでどうやって作っているかを知ることで、安全、安心、だけではなく、野菜はどういう食べ物であるかを理解していただけるに違いないのである。

地産地消が広がれば、自給率もおのずと向上することになるわけで、都会にはそんな土地がないという話も聞くが、埋め立てなどやめてその土をビルの中に運び込み、野菜栽培すればいいのである。
屋根つき、水道、冷暖房、照明、すべて完備されているわけだから、これ以上の好条件は田舎にゃ無いよ。

【2009/02/24 12:40】 | 中山間地の農業 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
おかしいよね?
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この写真は数日前のもの、春らしい天気と一変寒い雪の日が交互にやってくるこの時期、今日もみぞれ模様の田代です。

昨日の宮古毛ガニまつりは大盛況だったようです。見に行ってはいませんが車の数がすごいこと。

その余波でシートピアなあどの物産コーナーは人であふれかえっていました。
ところが2階で開催された工芸展は全く別世界です。
予想通りの展開ですが、売上0では昼飯も食えない状況。

宣伝したから来るというものでもないとは思いますが、実際1階ではしきりに案内の館内放送をしておりました。でもやっぱり今日はだめなんですね。

しかし驚きは、毛ガニまつりが主体のイベントに、工芸展を事前に大きくPRすることはできない、苦情が出るというですよ。 

なァにぃ~!? やっちまったなァ~!! 

それっておかしくねえか???  工芸展がカニを横取りするってか?
ほんとのそんなこというやつがいるいるのか?

カニはカニ、工芸は工芸で別物なんだから、そんなこと言われたら、俺らは何なんで今日ここでやってんだ。私たちのところに来てほしい人は工芸品に興味がある人であって、カニに興味がある人じゃないだろう。仮に工芸展を大きく前宣伝しても、そのためにカニをあきらめる人がいますか?
いったい誰がそんなことを言うんだろう。

むしろ相乗効果というものがあるだろうに。宮古が世の中から取り残されている理由の一端が見えてくるのである。

しかしながら見に来てくれたお客さんには大変感謝しております。

そんなことを感じながら一日を過ごすのでありました。
【2009/02/23 10:40】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
春よ来い
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時折雪の降る鍛治ヶ沢から。

明日、2月22日は宮古魚市場で毛ガニまつりが開催されます。
いつも大勢のお客さんでにぎわいます。

今年は毛ガニがたくさん取れているらしいので、期待していいのではないだろうか。
ただ、昨日から風が吹き荒れたり、時折雪が降ったり、何とも落ち着かない天気です。

さて、隣接するシートピアなあどもこの日ばかりはお客さんでいっぱいになるわけですが、その割にはあまり売れるという印象はない。
どちらかというと、トイレと冷えた体を休めるために立ち寄るお客さんが多いのかも。
毎年のように、トイレは壊れます。皆さん大事に使ってください。

で、お客さんも来ることだし、工芸展もやろうということで、先週に引き続き、こりずに出展するわけです。カニを買いに来るお客さんが工芸品を見ようなどとは思わないだろうし、工芸品を買うお金など持ってくるわけがない。

先週、黒森神楽の時は立ち見がいっぱいで、通路も確保できないくらいでしたが、予想通り、終わったとたん、みんな帰ってしまい、平常営業に戻ってしまうのであります。

状況は予測がつきつつも、
トイレに立ち寄りついでに、
トイレのありがたみを感じつつ、
2階に少しだけ足を運んでくださいませ。

展示販売しているものについては、各工房とも素晴らしいのであります。
【2009/02/21 17:17】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
食べることについて
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最近では肖像権をはじめとして、様々な問題から、個人を特定できる画像を勝手に使うことはよろしくないわけだが、マスクと帽子でわからないようなので使わせていただきます。
先生よろしくお願いします。

というわけで本日は豆腐造りの学習に、小学4年生の皆さんがいらっしゃいました。

作り方や手順、ポイントなどをメモしながら説明に耳を傾けます。

デジカメで写真も撮ります。ビデオも撮ります。驚きです。
当然今の時代できないことはないわけですが、先生がそれを子供たちに任せるところがさすがだなぁと、そしてそれを操る子供たち、いいですねェ。

で、いろいろ質問されて、いつの間にか専門的な話までしているのであります。

生のままの大豆、豆乳、にがり、そして寄せたばかりの豆腐と味を確かめてもらいます。

どんな風にして、どんな形、匂い、味のものができるか、これは実際触れてみないとわからないことなんですね。そして私たちが作って食べているものというのは、身近にあってあまり気にせず食べているものなのだけれども、実はそれこそが今の時代ではとっても贅沢なんだということ。

昨年は校長先生からメロンを買っていただき、みんなに食べてもらったそうです。昨年、田代のいいところという題で児童の皆さんに話をした際、メロンが美味しかったですかという質問したら、はい、という返事が返ってきました。
今日は寄せたばかりの豆腐を試食していただきました。美味しいと言って食べてくれました。
ものづくりをしている人間にとってこの上ない言葉が、この美味しいとい一言です。

最後に先生からどんなことを考えながら作っているのですかという質問がありました。

私は家族で食卓を囲み、みんなが美味しいさで笑顔になる。そんな風景を想像しながら作っていますと答えた。

人の幸せって、突き詰めれば、美味しいものを食べることにあるのかもしれないと思うのである。

家族で食事をする、好きな人とレストランに行く、様々なシーンで食事をするということを中心にすべては動いているように思えるのである。当然美味しいものを探してである。

食べるということは生きている以上絶対不可欠なものなのである。

であるからして、美味しいものを食べるといい気分になり、笑顔になるのである。
腹へっているときは喧嘩になるけれど、美味しいものを食べ、おなかがいっぱいになると、優しい気分になり、許せる。さっきのことはどうでもいい、そんな経験はないだろうか。

人間のみならず食はとっても大切なのである。究極は生きるか死ぬかということになる。

それだけに、食卓を囲み、お互いに満足を得ることは、ものすごく大切なことなのだと考えるのである。
【2009/02/20 18:28】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
田舎では
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東京べかな 山東菜の仲間である。

みそ汁に入れたりすると春らしさを感じる菜っ葉なのだ。

そろそろ、いい感じになってきた。

最近朝晩冷え込むがハウスの中は春の雰囲気が漂う。まあいつもなら2月の上旬から中旬にかけて寒さがピークを迎えるから、これで当たり前といったところ。
しかし、川に氷が張らないのはやっぱり暖かいからなのだ。

さて、昨日ごみの収集について、分別が変わるという説明が市の環境課よりあった。
だが複雑になればなるほど面倒くさくなるわけで、この地区では基本的にストーブが常備され、外では枯れ草などを燃やすのが当たりまえ。

よくわからんものは燃やしてしまえということになる可能性があるわけだ。

であるからして、分別のやり方を説明する前に、なぜ分別する必要があるのか、なぜ燃やしてはいけないのか、環境的な問題を怖いほど説く必要があるのではなかろうか。

でもって、将来的には燃やしたり、埋めたりすれば自然に帰るものを開発してほしいのである。

商品を笹の葉や、杉やら、紙で包んでもよかろう、どうも分別の問題となっているのが石油製品なのである。豆腐もパックをといわず、ボールなどで済ませてもらえばコストも浮くのである。

おそらく保存や衛生上の問題があるからここまで過剰になってきたわけだが、ゴミが肥料にでもなってくれればそれに越したことはない。

生ごみも回収しているが、これで堆肥でもつくる業者が出てこないものか。

野菜もきれいな袋に入れるとか、メロンもフルーツキャップをかぶせないと、高く売れない。
そんな見た目でしか判断できなくなった人間も悪いわけだが、これは今一度考えなければいけないだろう。わざわざ必要ないものをつけて付加価値を上げるというのだから、贅沢の極みだ。

竹のかごに直接畑から摘み取って、持って行ってくれたらこんないいことはないんだけどな。

それが将来の鍛治ヶ沢の食のあり方の一つでもあるのだけれど。
【2009/02/19 18:12】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
時給率?
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メロンもいよいよ出番だね。
このセルトレーの土も専用のものを使う、当然ポットへ植え替える時もだ。

成分と雑菌の問題があるからだ。昨年はこれで一度失敗して、苗を困らせたことがある。
今年はその反省を踏まえて、徹底管理が必要だ。

今日椎茸の生産者が集まり研修会が開かれた。その中で九州地方はもうすでに原木シイタケの収穫最盛期を過ぎているそうだ。寒子なのか春子なのか区別がtかないとの話もある。

あたたかくなっているということは事実で、それなりの対応がシイタケに限らず必要になってくる。
出荷時期をどこに持ってゆくか、そのために何時植えるのか、年々その時期が変化しているのである。その時はその時でマンゴーでも栽培することを考えようか。

講演なかで食料自給率の話もあった。
これはなかなか面白い話である。

都道府県別に見た食料自給率はカロリーベースでみた場合、100パーセントをこえるところはたったの5か所しかないということだ。

北海道、秋田、山形、青森、岩手である。(詳細は農水省のページでご覧あれ)

仮に州という形になった場合、青森、岩手、秋田が一緒になるであろうから。どう見ても我々の州は生き延びることのできる州となるであろう。

しいて言うならば、我々は自給率40パーセントの日本に大きく貢献しているわけだ。
いつまでも田舎者扱いしてんじゃないよと威張っていいのだ。

ところがだ生産者という観点からみると、日本の生産者の平均年齢が10年前が55歳、今65歳、後10年後は75歳になるということだ。
そうなると今伸びている直売施設も行く末は見えてくるのである。

ホダ木を動かすのは大変であるからして、キノコ栽培だって大変である。

だが、若者が働くにはそれなりの弊害もあるわけで、マクドナルドとモスバーガーの違いみたいなものがあったりして、今回の景気低迷と円高でよく分かるように、海外に依存しすぎるとどうなるか、だけども豆腐田楽よりはマクドナルドみたいな。

若者が胸を張って豆腐田楽を売るようにならないといけないのである。

【2009/02/18 17:18】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ねこやなぎ
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毎年、いつもの場所で同じように柔らかな毛に包まれるねこやなぎ。

雪解け水がキラキラと輝き、日だまりがぽかぽかと暖かい。

昨晩組合の総会後、やたらと飲みすぎ、しゃべりすぎたらしく、今日は声がかれ気味だ。
気がつくと夜中の2時をまわっていた。
昔に比べて閉まっている店が多いことに驚く。

飲み始めて8時間余り、その間何をしゃべり続けているのか思い出せないことがほとんどである。

しかし最近は酔ってくると豆腐のうんちくを語りだすようになり、酔っ払いながらも注文をとっていたりする。商魂たくましくなってきたということか。酔っても営業活動を忘れないようなのだ。

今度、小学生が見学に来ることになった。食というものを見て触れて体験できるいい機会である。
昔は婆さんが作っているところを見たり手伝ったりしたものだが、その記憶も今ではほとんど消えかかっている。でも全く知らないよりは、その食べ物がどんなふうに作られ、当時はどうだったかなどと思い出しつつ、口にするのはそれなりに食べ物に対する、ありがたさみたいなものが感じられるのである。

食育という言葉の中にはそういう時間や思いが味とともに記憶として育まれてゆく、そんな意味合いも含まれているのかもしれない。

そんな口に広がる懐かしさに、感動すら覚えることもあるのだ。

ハウス栽培では今からが播種の最盛期を迎える。収穫される野菜や果物を想像しつつ、種をセルトレーに一粒づつ植えてゆくのである。
メロンも今日からいよいよスタートした。これから7月中旬の収穫までまで忙しくも楽しい野菜生活が始めるのである。

今年は害虫対策にハーブを試そうと思っているので、鍛治ヶ沢はレモンバームの匂いに包まれることになるかもしれない。それも有りだ。

昔は肥の匂いに包まれていたが時代は変わるのである。
【2009/02/17 15:06】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
考えるよね
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2日間の工芸展が終了した。

来週22日(日) にも同様に行われる。

主催者は来週が本番という、俺達はいつだって本番だ、何をどうやっていいのかわからないまま、二日間が過ぎる。俺たちの仕事はなんだろうとふと考える。

見て、触れて、何かを感じ、使ってもらい、喜びを感じてもらうことが重要だと考える。

開催している事実よりも、ひとりでもそういう気持ちになって見てくれるお客さんが来ることの方が大事なのである。

たまたま野菜を買いに行ったら何かやっていそうなので覗いて見よう、というお客さんだけではあまりにもひどすぎないだろうか。

こんなところにも地域格差が出ているような気がする。

そして、今回の反省もなく次週へと続くのである。

二日間も各工房から出向いているのである。どれだけの人がやっていることを知っているだろうか。

次週、毛ガニまつりに来るお客さんが、どれだけ見てくれるか、それもまた今後の参考にはなるのだろうが。

まだ豆腐田楽売ってる方がよくねぇ?
【2009/02/16 11:11】 | ブラスティング・アート | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
こんなのも
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バラのフラワーベース。
両面に彫刻してあり、ものを入れてもどちら側からも楽しめます。

トリガー付きのブラストガンを使っての彫刻ですから、かなり細かい多段彫まで指先でコントロールできます。あとは仕上がり具合を想像しながら一つずつ彫り込んでいきます。その感覚が微妙に見た目を変えてゆくわけで、後で修正効かず、眼と指先に集中しながら時間を忘れて作業を続けると、後で目が異常に疲れていることに気づく。

このブラスティングとパソコンに向かい始めてから、めっきり視力が衰えたような気がする。
焦点距離が固定された状態だと悪くなるらしいが、年齢的なものもあるだろう。

そしてこの時期厄介なのがスギ花粉だ。

今年は家の周りの杉の木に多くの実がついている。そろそろ花粉が飛び始めるころだ。
ほかの木の花に比べてスギ花粉はその期間が長すぎる。
5月頃までこの花粉に悩まされるのだ。

早くワクチンが出てほしいと願っているのだが、今年もとりあえず点鼻薬と目薬でしのぐほかなさそうだ。

【2009/02/11 15:55】 | ブラスティング・アート | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
寒仕込み
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それでは早速手前味噌の寒仕込みを始めましょう。
作り方は普及センター及川氏よりご指導いただきました。

まず、22時間浸漬(この間2回ほど水を新しいものと入れ替えます)した大豆を釜に入れて水から煮込みます。
今回は10升(1斗)の大豆(南部シロメ)を使用しました。
沸騰してきたら火を弱め、コトコト煮込んでゆきます。

大豆が親指と小指ではさんで潰れるくらいになるまで煮込みます。煮込むこと約4時間、いい感じになってきました。この大豆も口に入れると実に美味しい。

次は、チョッパーという機械を使って、大豆をすり潰していきます。

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このすり潰した大豆に、先日作った麹と塩を混ぜ合わせたもの(塩きり麹というらしい)を混ぜ合わせてゆきます。麹の量は大豆と同量から半分くらいまでさまざまで、味の好みと熟成期間で自分の味噌を探究するということでしょうか。

塩の量は大豆1キロに対し400グラムくらい。10升だと13~14kg ですから、5~6㎏ぐらい使うことになります。

しっかり混ぜ合わせたところで、ボール状に握り、塩を軽くしいた桶の中へ投げ込んでゆきます。
空気が入るとそこがカビになるということですから、しっかり投げ込みましょう。ただしストレス解消にしてはいけません。心をこめて子供を叱る親のような心で投げ込みます。

そういえばこんなのが亀ヶ森の一本桜の周りにもあったななどと想像してはいけません。

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重ねたところを拳でたたき、空気を抜きます。表面を平らにして、塩を軽くふり、ビニールで覆いをして、重しをのせ完成です。
笹の葉を敷き詰めるということもこのあたりではやっているようです。
重石の重さはできた味噌の重さの半分くらいということで、今回は20㎏位をのせます。

さらにビニールで覆いをして、外気と遮断します。カビが入らないようにということですね。
あとは天地返しの3、4ヵ月後までこの状態で保存します。




【2009/02/10 10:11】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
時には
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今週、2月14日、15日と2月22日、シートピアなあどで宮古の工芸展が開催されます。
宮古で工芸品を作っている皆さん(シートピアなあどに出品している人を中心に)、約10の工房の人たちが出展する工芸展です。

もちろん作品は販売いたします。

道路事情の悪い宮古で、冬、工芸展をやってどれくらいの人たちが来てくれるか、いささか不安ではあるが、翌週の22日は毛ガニまつりということで、ついでに足を運んでくれれば幸いである。

そんなことで、麹やら味噌やら作りながら、時にはガラスの作品も作らねばならないわけで、今週はメロンの苗も作る予定で、時間の設定が難しく、エクセルで時間表をつくって、予定を組まなければいけないのである。

さて、写真はビアジョッキに桜の彫刻を施した作品。
単に何回にも分けて彫り込んでいるだけなのだが、光と陰で絵柄が立体的に見えるから不思議である。

あと1週間、作品作りに追われる毎日が続くのである。
【2009/02/09 10:55】 | ブラスティング・アート | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
麹ができたぞ
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器械に米を入れ、設定し、途中手入れなどを行い、約2日間でこのように米に麹菌がまわります。

緑がかった色になっていますが、この麹は黄麹というそうで、口に入れるととても甘く感じます。
味噌造り用に適した麹なのだそうです。

この他によく目にする真っ白の麹がありますが、これは白麹とよばれ、味噌のほか、甘酒、漬物に利用されるそうです。

できた麹を敷き布に広げかたまりをほぐし、温度が下がったところで完成です。

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何しろ、雑菌は禁物、容器から布に至るまでアルコールなどでよく消毒してから使います。

あとは袋に小分けして、すぐ使うか、冷凍保存します。

ということで、せっかく作った麹ですから、ひきつづき手作り味噌に挑戦してみましょう。
甘さが強い麹だそうですから、きっといい味の味噌ができるはず。

かくして、鍛治ヶ沢唐臼の里プロジェクトは進行してゆくのであります。
なんかダッシュ村みたいな感じになってきたぞ?

とりあえず味噌をつくるために、大豆を浸漬します。
豆腐と同じように、大豆をよく洗ったあと水に浸します。目安は大豆がしっかりと水を含んだ状態。
本により時間がいろいろですが、水の温度、外気温により、大豆が水を含む時間が違ってきます。
豆腐造りではこの見極めが非常に重要で、これによりできる豆腐の歩留まりや、寄り具合が違ってきます。当然仕上がりの滑らかさや、味に大きく影響してくるわけです。

ですから味噌の場合も同じだと考えますので、同様に判断するのがよろしいかと思われます。
これには基本的に計算式があります。後は大豆を割ったときの内部の状態で判断します。
長年やっていると、手を入れて感じる温度で明日の何時頃にちょうど良くなっているというのがわかってきます。

今の時期だと、少しぬるく感じる水で、22時間ぐらいがこの田代では良いかと思うのですが。

それでは明日、いよいよ味噌を仕込みましょう。




【2009/02/08 14:11】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
麹をつくるぞ
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さて、本日は米麹をつくってみましょう。

米麹ができると、手作りの味噌や、甘酒などいろんなものができますね。

早速一昨日から水につけておいた、うるち米を蒸し釜で蒸します。

米の準備ができたところで早速蒸し釜にいれ、火をつけた。
いや、正確に言うと私のいない間に着けていた。

米が蒸し始まってから、機械の準備に入るが問題が発生する。
取り説を見ながらの準備で、まだ消毒もしてないよ。

敷き布も洗ってないじゃん。

極めつけは、時間が20時間後切り返し?明日の朝6時半?出すのが明後日の朝5時半?
何も考えずに米をさっさと蒸すからこんなことに。

とんでもないことになっちまったが、もうすでに米はスタンバイOK。やるしかないね。

敷き布に蒸米を広げて麹の種を加え、手で混ぜ合わす。酒造りでよくこんなシーを見るが、45度で混ぜ合わせ、35度以下にならないうちに仕上げなければいけないようだ。
この時期、ここはすごく寒いから大変だ。

セッティングした器械に入れ、温度設定する。30分前に入れて温めろとある。危うくそんな時間もとれないところだった。

ものづくりは計画的に、事前に準備してから始めましょう。思い込みで始めるととっても大変なことになるのである。

とりあえず、明後日にはきれいな麹が出来上がっているはずなのだが。

何事にも取り組んでゆく姿勢は、唐臼の里鍛治ヶ沢にとって一つ一つが財産となってゆくのである。
【2009/02/04 18:42】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
雪の中で
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一昨日に降った雪のせいでせっかくの日曜日が雪かきに追われる。

久しぶりの大雪である。しかしこの雪が降ることで、田畑や椎茸のホダ木などが水分を保てるのである。

だが、一気に積もるとハウスがつぶされてしまうので、ハウスの周りの雪かきまで強いられる。トラクターで吹雪の中を除雪作業、すっかり体が冷え切ってしまうのである。

一夜明け、天気が回復すれば庭の雪かき、午前中で何とか済ませ、午後は唐臼の製作をやることに。

向こうから、麻生太郎と鈴木俊一両氏が見つめているのでありますが、給付金で落成式ができるだろうか?

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松の木に墨付けをし、チェンソーで切り落としてゆく。今回で3回目の作業。
少しづつ唐臼の形が出来上がってゆく。

この雪がなくなる頃には唐臼も出来上がるだろう。

これが完成すれば、粉を水の力だけでつけることになり、非常に環境にやさしいのである。
何十年か前まではそうやって暮らしていたのだ。

しかしその後の何十年かで劇的に環境は変化してきた。動力源を化石燃料に頼り、やがてその価格に翻弄され、時になすすべを失うのである。

でも、やろうと思えば木と水だけでやれることもある。

ただ、それも木や水を養う自然環境を大事にしていればこそである。

過去にも環境を考えずに崩壊した文明がいくつもある。

そんなことを考えつつ、何よりも今、我々が一緒になって、夢を語り、ものを作り、いつまでも楽しく暮らせることがこの鍛治ヶ沢では大切なことなのだ。

夕暮れになり寒くなってきたところで、テーブルを囲みJさんの手料理と熱燗で、木工品の事やら野菜作りの事やら、農村レストラン構想など話は尽きないのであります。

次の目標は農村レストランだ。ログハウスでも建てて、とびっきり美味い食材と、花と工芸品と、夜には地元の人で集う、パブとして、新たな夢を語りつつ、夜は更けてゆくのであった。


【2009/02/02 10:25】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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