亀ヶ森の一本桜 その1
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亀ヶ森の一本桜、昨日の状況はこんな感じです。まだピンク色の花びらも顔を覗かせていません。

今年の開花はゴールデンウィーク後半か、それを過ぎる可能性も有り?
山には残雪も見られ、冷たい風が吹いています。

ただ、昨日から天気がいいので一気に進む可能性もあり。

結構お客さんが次から次へと来ていましたが、花はまだ。でもこのような天気だと、花は見られなくても、お弁当を広げながら草原でのんびり一日を過ごすというのも贅沢な楽しみ方ではあります。

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【2009/04/30 08:29】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
こだまの住む森
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こだまのような妖精がいそうな、そんな山の中で椎茸はすくすくと育っているのであります。

しかし、簡単なようで難しいのが自然を相手にする商売だ。
昨年の秋の降雨量が今年の収穫に大きく影響する。冬の間の降雪量もしかり、原木を適度に湿らせ、菌が育つ環境を作らなければ収穫量は激減するのである。

今年みたいに雨のあと風が吹くと成長がストップし、乾燥してしまうのだ。

成長したところに雨が降られてもそれはそれで品質の低下につながる。

高品質を求めるならやっぱりハウス栽培がいいようである。

なにはともあれ、収穫した椎茸を乾燥させるわけだが、杉林中で作業してくるせいか、はたまた、キノコの胞子かなにかのせいか、目がかゆくなってたまらん。ようやくスギ花粉がおさまってきたと思ったが、そのうち体からキノコが生えてくるなどということは来たことがないから問題ないか。

この椎茸、乾燥させると売値もいいわけだが、採ったばかりのこいつをストーブであぶって、醤油をたらせばとっても美味いんだな。
【2009/04/24 17:56】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
椎茸の季節
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桃の花が咲き始めました。
桃色って花の色?それとも果実の色?
桃の花で染めた色を昔は桃色と呼んでいたということらしいですが、桃は知っていても花の色はよく知らない人も多いのでは?

今ちょうど椎茸の収穫時期となり、杉林の中でほだ木から椎茸を収穫するために斜面を行ったり来たり歩きまわる日々が続く。

結構単調な仕事ではあるが、時折宮崎駿作品のもののけ姫に出てくるこだまのような音が聞こえてくる。山がエコーのかかったような残響音を作りだし、そんなもののけ姫の世界に入り込んだような気さえしてくる。おそらくはキツツキか何かが木をつついている音であろう。

時に鶯の鳴き声が聞こえ、手足は動かしつつも、なんとも言えない自然の空間に包みこまれる。

みんなそれぞれに懸命に生きているんだけど、その織りなす空間は音や景色、匂いなどのすべてが入り混じり、絶妙なバランスで保たれ、だからそこにいて素直に自然に受け入れられるのだと、感ずる。それはそこにいて暮らしてきた自分の何かがあるからであり、故郷だからなのかもしれない。
【2009/04/23 19:43】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
油断大敵
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今日は一転とても寒い日です。

豆腐づくりを終え、冷えた体をストーブで温めていると、ついウトウトしてくる。

水が相当ぬるくなりだしたと感じるようになった。以前の痛さはなくなり、冷たさが心地いいほどだ。

豆腐づくりも日々いろいろな問題にぶつかる。
先日近所から購入した大豆、見た目は粒も大きくできのいい南部白目のようである。
ところがだ、いざ寄せてみると水切れがよく、少々ざらついた感じになった。
こういう場合は基本的に歩留まりの悪い豆腐となるケースが多い。
案の定、箱型に流し込むと水が抜けるにつれてどんどん小さくなってゆく。こうなると手の施しようがない。止まるところまで行くしかなくなるのである。豆腐はしまったかための豆腐になったが、何分小さくなりすぎた。ケースに入れると1センチほど隙間ができた。
どうしようもないなァ、安く売るしかないようだ。

基本的には大豆、水、にがり、それぞれ同じ量を使っているのだが、おそらくはタンパク質の含有量で決まってくると思われ、それを見分けることは難しい。作ってみてこの大豆はこの量でこうなるということが分かるのである。

品種やその年の気候や肥料、収穫までの日数など様々な条件からできが決まってくるのであるが、栽培すること、加工することの難しさをそのたびに痛感する。

美味い物を作るということはそれだけ難しいことなのである。

さて宮古も桜が開花しわけだが、田代の一本桜もそろそろ開花が気になりだしている人も多いことでしょう。写真好きの人にとってはとりわけ、いい被写体となるこのおおやま桜。
昨年は非常に早く、ゴールデンウィークに開花したわけで、近所の桜も早々と咲いたところを見ると、こっちも早そうである。先日はまだ除雪が済んでいなかったようだが、除雪が済み次第、桜情報を出そうかと思っております。

【2009/04/17 17:39】 | 隊長の豆腐道 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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畦に雑草が花を咲かせると、蝶も羽化の時期を迎える。
紫色の花をファインダー越しに覗いたその先で、モンキチョウが羽化したばかりか、逃げようともせず、とまっていた。

ここのところ総会の資料作りやら、外の仕事で、ブログの更新もさぼっていたが、もう10日余りも過ぎていたことに驚く。

先日ハウスの中でモンシロチョウが飛んでいたが、外でも羽化し始めたということは、朝晩は寒いものの確実に暖かくなっているということだ。こうなるときれいで微笑ましくも見える蝶ではあるが、野菜にとっては深刻な事態になってくる。

アブラナ科の野菜はこの蝶の幼虫が大敵となる。たちまち増殖し野菜の葉を食い荒らすからである。

蝶が畑を飛び交う頃には、もうすでに手遅れで、とってもとっても追いつかないのである。
その頃には卵がうみつけられて、次から次へと生まれてくるのだ。
農薬でも使えば手っ取り早いのだが、生で食べる野菜などはやはりなかなかそうもいかず、すずめにがんばってもらってはいるが、それでもだめだ。

生態系とはうまくできているもので、鳥が卵をうみ、孵る頃に青虫が活躍するわけで、蝶も負けじと卵を産みつけているということになる。
とりあえず人海戦術で、蝶と青虫は死んでいただくことになるが、可哀そうだなどとは言っていられないのが実情だ。死活問題となるのである。

でも、さすがにこいつは殺してはいない。

とある本で、レタスは蝶が嫌いな野菜だからキャベツとの混植がいいと書いていた。
実際にやってみると、どうして羽がついているもんだから、ほとんど関係ない様子で動き回っていた。

そのうち、レタスを食べる青虫(実際には黒いのだが)まで出てきやがった。

美味いということはわかるのだが、ひと様よりも先に美味い葉を食べるなど、全く許せないのである。

いずれにしても、どの野菜も、果物も、それなりに好む虫がいることは間違いない。
どちらが先手を打つかで勝負は決まってくるのである。

蛙も活発に動き出したようで、勝手口から出たとき何やら踏みつけた感触、暗くてよく見えないがカエルを踏みつぶしたようだ。可哀そうなことをした。この時期はどこにでもカエルはいるものだ。
カラスも喜んで食べている。だがカエルも以前より住みにくくなっていることは確かなようだ。


【2009/04/16 19:13】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春の声
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梅の花が咲き始め、翌朝今年初めての鶯の声が聞こえる。

そんな景色とさえずり、梅の花の匂い、今年も春がやってきたなと空を見上げた。

上空はるかかなたにテポドンが見えるはずもないが、そんな脅威はテレビの向こうの出来事にしか思っていない平和ボケしている毎日に遠い世界での出来事ではないことを痛感させられる。

今となってはシェルターに逃げ込むなどということもできないだろう。

ただなるがままに見ていることしかできないのが現実だ。

今はただ、ハウスの中の野菜が急激な温度変化に負けないよう手を尽くすことぐらいだ。

PAC3がどれだけこの広い岩手で有効に迎撃できるか考えるよりも、アブラムシを何匹迎撃できるかの方が大事だというところか。
ちなみにこっちは薬物兵器での対応となる。

今年はハーブやみかんの皮で試みるのであるが、そんな被害の少ないやさしい兵器を開発してもらいたいものだ。
戦意を失う香水とか、日本人を好きになってしまうフェロモンとか。


【2009/04/06 19:30】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お礼の作文 その3
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昨日までとっても寒く、雪もちらついていたが、今日の陽ざしで開花した梅の花。
ほのかにただよう花の香りが春の訪れを感じさせてくれた。

さて引き続き、作文の紹介です。

「すごいよすごいよ豆ふ作りの見学」

私は、昇降口に立って大きく深呼吸をして出発の準備をしました。そして先生が来た後傘をさし、長靴をはき、村上さん家まで歩いて行ったと思ったら、場所が違ってあわてました。仕方なく4年生だけ歩いて、先生だけ車を取りに行きました。歩いていてらようやく先生が来て車で行きました。

中に入り給食着を着て、私が見て驚いたことは、南部シロメという岩手にしかない大豆を使っていて、他の都道府県にはない大豆を使っていることが驚きました。豆をすくっているときに、釜が大きくて、7.5㎏もの豆を一度に煮ていてビックリしました。

村上さんたちは真剣で、とてもおいしい豆腐を作っていました。服は見たことのない服を着ていました。工場の中はとても広くて機械がたくさんありました。

私たちは、村上さんちの寄せ豆腐をもらって食べて、とても温かくおいしかったです。

私は村上さんに、気をつけていることは何かと質問しました。そしたら、村上さんが清潔で髪の毛が入らないようにしていて、とてもみんなが嫌がらないように気をつけているんだと思いました。

これからも、おいしく、やわらかく、甘い豆腐を作っていってください。


ありがとうございます。これからも期待にこたえられるよう、美味しい豆腐作りに励みたいと思います。
皆さん、寄せたての温かい豆腐が美味しかったようですね。
もっといろいろと食べていただきたいものはあるのですが、何しろ豆腐を作っている最中は時間とタイミングの勝負になるので、中々ゆっくり説明や話ができない状況で、そんな中しっかりと話を聞いて、こんな作文を書いていただけるなんて、ありがたいの一言です。

田代には豆腐に限らずいいものがいっぱいあるんですね。そんなことにひとつづつ注目していくと、この田代がとても素敵な村に見えてきます。この地をやがて離れても、田代にはこんな自慢できるものがいっぱいあるんだよと言えるように、自分たちの目で見、聞いて、そしてその手でおいしいもの、楽しいこと、美しい場所を作っていってほしいと思います。

皆さん作文ありがとうございました。 

【2009/04/03 18:22】 | 隊長の豆腐道 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お礼の作文 その2
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杉木立の中から。
椎茸のほだ場でネット張り作業、上着はスギ花粉で黄色い粉まみれ。
花粉対策の飲み薬、点鼻薬、点眼薬三点セットで対抗するも、さすがに目のかゆみだけは何ともできません。失業対策と花粉対策でスギを伐採する話もあるが、確かに、杉花粉がなくなれば相当の医療費、薬代は減ることになるだろう。しかし日本全国にどれだけの杉の木があるか、それは個人の持ち物であるからして、ワクチンを早急に作った方が早くねぇ?

ということで前回に引き続き、お礼の作文を紹介します。

「楽しかったよ豆腐作り」

「えー。」先生が雪道でも歩くと言ったので私はびっくりしました。冗談だと思ったら本当なのでますますびっくりしました。

野外活動センターに着いて、工場の中を見てみたら、いっぱい機械があってびっくりしました。

試食をした時ふわふわしておいしかったです。あと大豆の名前が南部シロメという大豆でへーと思いました。そして村上さんたちは、一生懸命豆腐を作っていたので私は感動しました。

村上さんは、清潔においしい物をみんなに食べさせたいという気持ちが強くていいなと思いました。それに、南部シロメは岩手県にしかないことが分かりました。

いろいろ教えてくれてありがとうございました。

という作文をいただきました。
仕事をしている姿に感動してもらえるなんてなんと素晴らしいことでしょうか。
この一言で、豆腐作りをやってよかったなと思うのであります。
清潔でおいしいものを食べさせたいという気持ちが強いという言葉、私の思いがストレートに表現されていて、とてもうれしく思います。ありがとうございました。

昨年秋には私の探検の話を聞いていただきましたが、素直に、ストレートに、真剣に耳を傾け、そこから何かを学び取るその姿勢には私も感動するのであります。

つづく
【2009/04/02 19:05】 | 隊長の豆腐道 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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