卒業式に寄せて
2010-3-24.jpg

今年も果菜類や花の苗作りが始まりました。
近年では珍しく、寒さが幾度となく繰り返されるので、いつもより遅めの播種となりました。

メロンも写真のようにすくすくと育っております。メロンの中に細長いものが生えていますが、雑草ではりません。
今年は定植の手間を省くためと、根が良く絡み合うように、ポットにネギの苗を移植しました。
お互いに害は及ぼさないので問題ないはず。
最近ではメロン農家さんでは常識となっている、コンパニオンプランツの一例です。

山野で見られるような自然な形の共生ということでしょうか。半ば強引に植えこんではいますが。
農薬が減らせるならば、作業的にも経済的にも安全にもメリットはあるわけで、ネギの種など農薬から見たら安いもんです。もちろんネギもメロン収穫後はしっかりと食べます。(いったん深く植替えますが)
冬までネギは買わなくてもいいのであります。

ビニールハウスもうちみたいに数が少なく小さいと、共生栽培は有効的な使いかたにもなってくるわけで、あとはいかに土をいたわるかということです。

先日久しぶりに小学校の卒業式に行ってきました。私のところは昨日が大学院の卒業式で行ってきましたが、小学校ともなると遠い昔のことのようです。当然妻が行くわけで、当時は私はいつも仕事で、こんな経験を今するとは思ってもいなかったことです。

菊池校長先生のおかげで、色々と学校ともかかわりを持つようになり、多くのことを経験させていただきました。
地域の中心となる学校、そして地域社会をになってゆく子供たち、そこで暮らす人々、ひとつの大きなつながりの中で営まれてゆく生活はどこまでも続いてゆくわけで、何かをやろうとするとき、ひとつひとつ切り離して考えることではなく、地域で暮らすという事の大きなつながりの輪のどの部分が切れているのか、切れかかっているのか、それを修復する作業こそが大事であり、それにより目的や問題が見えてくる。

そんなことを考えていると、小学生を見つめる目もまた以前とは変わっている自分に気づく。

昨日大学院の修了式にあたり、岩手大学の学長、藤井 克己氏が昨年のノーベル経済学賞受賞者のエリノア・オストロム教授のことについて話されていました。
この話が実に興味ある話だった。調べてみると、共有資源のガバナンスということのようだ。

今まで国が行ってきたものをセルフガバナンス(自主統治)という形の可能性を示したという事のようである。
非常に興味深い内容である。

我々の住むこの地域社会はそもそも国とか藩とか、そんなことは関係ない時代から、三内丸山遺跡からもわかるように、縄文時代から、いやそれ以前からこの東北地方ではそういう地域社会が形成され、脈々と受け継がれて来ていたはずなのである。

そして共有資源は有形のものだけではないのである。地域集落にある心のつながり、暮らしのつながりこそが共有の財産であり、資源なのだ。

などと卒業式にあたり、思う事は多いのである。




【2010/03/24 12:51】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
逆戻り
2010-3-10.jpg

久しぶりの大雪で、まだ降り続いています。

ねこやなぎも雪の下。

温床の中では野菜やメロンの苗が畑デビューを待ち望んでいるのですが、ビニールハウスも肩まで雪に埋もれてしまいました。

今日も朝から雪かきで、2、3日は雪と格闘が続くのである。

もう春なのだからすぐに融けるのだが、何とも無駄な労力を使う事になった。

ハウスまでの道は膝のあたりまで雪の中に埋もれ、歩くのも大変だ。

この雪の影響は相当なものである。


【2010/03/10 16:54】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
うわさ
2010-3-8.jpg

ねこやなぎも、いつの間にかこんなに大きく花を咲かせていました。

先日の演芸会、私たちの出したプロジェクトⅩ、評判は良かったわけで、いまだその余韻を残しつつ、毎日いい酒を飲める日々が続いています。私のナレーションには賛否両論、複雑な思いではあるが、どうもそのあたりからのどの調子がおもわしくなく、風邪のせいか、酒のせいか、ガラガラ声になっているのであります。

さてこの頃のことですが、とんづらが糖尿病に効くらしいとのうわさで、そのツルを家で山から採ってきていましたが、このとんづらとは一体本当の名前は何と言うのか調べてほしいとのこと。

ところが中々検索できないのであります。きえてしまう方のとんずらばかり、漸くクマヤナギではないかという事になった。煎じて飲めば、健胃、整腸、胆石などに効果があるらしい。
野山の植物にはそれぞれに何らかの効能があるようだから、これもその中の一つという事だと思うが、誰かがいいというと大抵飛びつく、日本人の悪い癖でもあるように思える。

ハーブを作っても最初はお茶にして飲んでいるがだんだん面倒になりやがて忘れ去られてしまう。
この類の薬草なるものも同じようなものであろう。過去にもいろんなお茶がはやったが、結局は美味くないと続かないものである。

しかし、信じて飲み続ければそれなりの効果もあったりするのだろう。ただ病院の薬のような即効性はないのかもしれない。仮にあるならば製薬会社が見逃すはずがないのである。

いずれにしても効能をうたって、許可なしに販売などすると薬事法等面倒なことになるのは間違いない。

自分で山から採ってきて飲んでいる程度にしておいた方が無難ではある。それで効果があればしめたものだ。
だが隠しておくのはもったいないという事でうわさが流れ、やがてものすごい特効薬のような話になっていくのだろう。

そんな口コミもいいものを造れば勝手に流れてくれるのだから、聞き耳を立てることも必要ではある。

【2010/03/08 18:40】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
演芸会終了
2010-3-3.jpg

昨日、大津波警報が発令中の中、よりによって演芸会開演の日、それも開演時間に合わせたように津波の到達時間が報道された。

ここは山奥で津波の心配はないわけだが、家族やら親戚やら、色々と不安を抱えた中で、状況をチェックしつつ、開演となった。

2010-3-4.jpg

いやはや、ここ田代には芸達者な人たちが多いことにびっくりする。
そのレベルたるや、プロも顔負け? 否応なしに楽しめます。

今回は音響にも応援がありまして、やや余裕で楽しめました。とはいうものの、写真撮影あり、音出しあり、出演ありと、忙しく有りつつ、楽しんでいるのでありました。

手づくりの衣装で歌一つ歌うのも、気合十分。

さてこちらは、

2010-3-2.jpg

田代の山奥で暮らしていた縄文人?いや熱帯地方から来たような格好でもあり、何やら怪しい儀式が始まりました。

2010-3-1.jpg

婦人部の皆さんはこんな踊りで、飛び入りOK。

私たち鍛治ヶ沢の出し物は、この鍛治ヶ沢の活動をプロジェクトX風にまとめた、映像と合唱のコラボレーション。
田代の地域のつながり、自然の美しさ、がんばっている姿、思い出したり、考えたり、みなさん喜んでくれました。
残念ながら私の出番は写真がないのが残念です。

時間は優に3時間半を超え、不安を抱えつつみなさん最後まで楽しんだようです。
この演芸会も3回目、一年に一度の楽しみに加えられたようで、これからが飽きられないように、ショーアップしていかなければいけない正念場と言う事になるでしょう。

でもまだまだ引き出しにはいっぱいネタが隠されているようです。

ご来場、出演、実行委員並びにスタッフの皆さん、ありがとうございました。
そして開場を提供してくださいました亀岳小学校の職員の方々ありがとうございました。

さて、我々3回もやっていると演芸会のステージ作りも上手になってきまして、これでひと儲けできるかなぁ。


【2010/03/01 22:55】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
| ホーム |