田中茂と劇研麦の会 その45
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劇研麦の会の定期公演まで2週間ちょっと、漸くイベント等がひと段落したので稽古場へ顔を出す。

効果音の方は以前に作って届けてあるので、プレーヤーとカメラを持って出かける。
稽古場所は主に磯鶏公民館と磯鶏幼稚園である。

稽古場を提供していただけるのは本当にありがたいことだ。

今回で68回目となる劇研麦の会定期公演、11名のキャストで演じられる田中茂の戯曲である。
久しぶりに大勢のキャストでにぎわう楽しい舞台?
内容は人々の暮らしと観光開発に一石を投じる作品となっている。
しかし、田中茂作品の面白さはそこに登場する人々にある。この地域特有?のストレートで快活(おとこまさり)な女性の生き方が常に中心となって描かれているのである。

今でこそ女性が活躍するドラマなども多くなったが、田中作品が世に出された時代においては衝撃的なことであったのだ。

作品の内容については追々書きこんでゆくことにして、今回の作品には演出の南野和生氏がキャストとして登場することになっていた。つい最近までそれで稽古は進んでいたのである。
ところが公演まであと一カ月というところで、突然体に異変をきたしたのである。

麦の会に激震が走った。今回の公演を中止せざるを得ない状況となったのである。演出、キャストその両方ができないという事になれば当然の結論だった。

だが、今までいろんな出来事に遭遇しつつも、68回目というとてつもない公演を続けてきた麦の会である。
南野氏の回復を待ちつつ、稽古は続けられたのであった。
【2010/10/28 10:40】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
歌は世につれ
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出崎産直収穫祭はすごい人でした。それも一日ずっと動かずに見てくれる人が多かったこと。
とりあえずホッと胸をなでおろす私なのである。

今回は折り込みチラシを入れるという事で、誰か作ってくれないかなァと思っているうちにもう残すところ1週間。
前回の年の瀬の売り出しチラシのときはあまり成果が出なかった。
挙句の果てに大抵何件かのクレームがよせられる。

そもそも素人である私ごときが作るのだからまねごとに過ぎず、そんなものであろう。
しかし、お金をかけて折り込みを入れる以上はそれなりの成果を期待されるわけで、楽しみながらこだわりつつも、胸中は不安なのである。当初印刷は自分たちでという事で進めたが時間の関係で印刷屋さんに。
プロに見られるのは厳しいなァ。大体素人はアドビのイラストレーターなんか高価過ぎて持てないもんね。だがこの業界の標準であるからして、俺のソフトでベクトル画像の処理が違うという事になるとワードとかPDFでお願することになり、俺の使っているフォントが問題となってくる。
でもまあそのうち産直でイラストレーター買ってくれるかも。印刷したチラシを見たらさすがプロの仕事。私のイメージを的確にきれいに仕上げてありました。

さて案の定、カラオケ募集の項目でクレーム?いや質問が寄せられたとのこと。実際のところはっきり決まってないのだから曖昧さを残しつつ作るとやっぱりこうなるのである。

とりあえず集客の手は打った。それもこれも久保田雅さんと大神一さんが快く引き受けてくれたことも幸いしている。それも1週間前で決定。司会の木村さんもだ。ほんとにありがたい。

松茸ご飯いっぱい食わせるからなんて誘い文句で来ていただくなんてもってのほかだよな。

朝、機材をセットしていると雅ちゃんは何時から、大神さんは何時からと質問される。
さすがに歌い手さん(お二人)の知名度、ファン、素晴らしいものがあります。
歌は世につれ世は歌につれといいますが、それだけ歌というものは、人のこころを動かす何かがあるという事なのだろう。ただ歌がうまいという事だけではない、心地よく響く歌声と流れるような波長が耳から体、心、脳に響かなくてはいけないのである。それが人に支持される歌い手さんなのだと感じる。

それゆえ音響(PA)担当の私としてはこだわらざるを得ないのである。いかに不快感を取り除きつつ、体にしみいる音をつくり、そこの表現するか、自分の感覚との勝負だ。
ある意味豆腐づくりにも似ている。要するに体のどこかに感じる感動を与えるという事なのである。当然歌っている人にとってもだ。

自分のこだわりはこれくらいにして、今回我々の産直のイベントはほとんどテントでの売り物がなかったこと。店が隣接しているという事もあるが、収穫祭として、お客様に日頃の感謝をこめてという企画である。

そのイベントのすべては組合員の協力で作り上げられる。費用、物、食材、その他すべてである。
その原動力は酒?などという事でもないが、すごい人たちの集団である。予告なしではっぴを着せたら踊りも踊ります。何でも作ります。収穫祭万歳。





【2010/10/26 18:15】 | 出崎産直はなあど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
おかげさまで7周年
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亀岳小学校の学習発表会より。現在児童数10名、日頃の成果を家族や地域の人たちに見せる行事です。

学習発表会に劇をやる学校は少なくないと思われる。
しかしながらなぜ劇が必要で、劇をつくりあげること、見せることの目的は何なのか、中々簡単には説明がつけられない。

演劇は総合芸術であることは以前に書いたか、もしくは先だっての新里中学校で話しただけだったかもしれない。
戯曲、演技、舞台照明、舞台音響、舞台美術これらすべてが合わさって演劇は表現されるのである。
であるからしてどれ一つおろそかにはできないのである。

すべては戯曲、すなわち劇の台本を読み、感じ、理解することから始まるのである。
その中で自分たちは何を表現するのか、何を伝えたいのか、そこには登場人物の生活があり、風景があり、時間がある。それが伝わってくればあとは受け手側がどう考えるかだ。

そこを日々の学習、生活の中で培われた力を最大限発揮して、見せることかな。

いずれにしても、読み書きそろばんとか、歌、演奏、絵、工作など、個別の展示、発表とは劇は異質である。
しかし、昔からそして今でも学校が取り組んでいるということは、それなりの理由があるのだろう。

だがその割には演劇への理解が今一つのような気がしてならない。今見ているテレビのドラマや映画がその延長線上にあるとするならばそういう事なのかもしれないが。

さて、話は変わってシートピアなあどの出崎産直(直売所)の広報活動を少々。

来たる10月24日(日)10時から出崎産直の収穫祭が開催されます。

今回の企画は、我々出崎産直のIT作戦隊なる個性あふれるメンバーで構成された実働部隊が中心となって実行する企画である。
ちなみに私が隊長を務めておりますが、実に頼りない隊長であります。

みんな素晴らしい能力の持ち主ではありますが、それ以上に大酒飲みが集まっている部隊でもあるわけで、酒を目の前にちらつかせられれば後のことは考えずに、結局後悔先に立たずという状況で、でもやるならお客さんが喜んでくれることを思いっきりやりましょう。と空き瓶と秋の夜は更けてゆくのであった。

という事では無くて、今回の企画は日頃私たち出崎産直の商品を買っていただいているお客様に感謝する日として、この企画を用意しました。

おかげさまで7周年、出崎産直収穫祭です。

内容は本日岩手日報に折り込みチラシを入れましたのでもうすでに見た方もいるかと思いますが、
餅つき、お振る舞い。松茸ご飯、きのこ汁のお振る舞い。
クイズにゲーム、それぞれ賞品があり、カラオケあり、歌謡ショー有り、盛りだくさんのイベントを用意しました。

あれもいいな、これもいいなァ、などと酒で潤った唇が勝手に動いて、結構ハードかも。

歌謡ショーは小学5年生の久保田雅(くぼたみやび)ちゃんと大神一さん。
宮古の天才演歌少女みやびちゃんは福祉施設の慰問活動を積極的に行っているようです。私は初対面となるのでとっても楽しみです。詳細は彼女のオフィシャルサイトがありますのでご覧ください。こちら

もうひと方は私の住む田代の方で大神一さんです。演歌歌手です。今は別な仕事をやりながら歌っています。
田代の演芸会の企画は彼の誘いで二人で作り上げました。
故郷を思い、故郷を憂い、彼の能力もまた計り知れないものがあります。歌はもちろんのこと、郷土芸能を始め芸の数々、素晴らしい才能の持ち主です。

このお二方の歌をいかにより良い状態でお客様の耳に響かせるか、音響担当としては楽しみでもあり、緊張するところでもあるわけですね。

さて、総合司会の方はホタルコンサートでご存じかと思いますが、松田吉人さん(組合員であり作戦隊員)と木村彩子さん。ハーバーラジオ「FMマリンフィールド」でおなじみ?の彩子さん。
実は彼女とは一時演劇で一緒だったことも。松茸ご飯ときのこ汁でお願いしちゃいました。

どんな収穫祭になるかお楽しみですね。

生産者とお客さんがひとつの場所に集って、一緒に楽しめたらどんなにかいいだろう。

お互いを理解し合う事は地産地消、より安心安全な食生活にとって、とてもいいことなのだ。

とりあえず音響機器準備よし。







【2010/10/22 21:33】 | 出崎産直はなあど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
最強最悪の刺客来襲
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天気も上々、そろそろ田んぼに散らした稲わらが乾燥してきたので、トラクターでスキ込もうと道路を移動いていると、いつものミツバチの巣穴に怪しげな影が遠くから見えた。

稲わらのすきこみ作業はタイミングが重要で、散らしたわらが乾燥してからすきこむ必要がある。
まだ青いうちにすきこむと中々腐らない。いつまでも土中にそのままという事になる。
ただ腐ることと、分解して肥料になることとは違うのである。

それについての詳細は専門の方にお任せして、いずれにしても乾燥したところですきこむのがしっかり肥料になってくれるし、春に水を入れたとき稲わらが浮いてくるという事もなくなるのである。
また、あまり寒くなってからだと今度は分解しにくいのである。

来年いい米を作るには、今からしっかりやっておかなければいけないのだ。

話は戻るが、こいつは以前紹介したミツバチを襲いに来るキイロスズメバチとは違うぞと気がついた。
遠くから気づいたのである。何しろ大きい、色も鮮やかでヘルメットをかぶっているようだ。

おそらくこいつはオオスズメバチであろう。

他の蜂はミツバチの巣を襲う際に群れでやってこないのだ。しかしこいつは違った。
写真は2匹であるが交代で仲間が加わるのである。こんな行動を取るのはオオスズメバチだと本で読んだことがある。

ミツバチと生活していなかった頃は見ることもまれであり、この辺ではあまり生息していないと思われたが、すぐ近くでこのような奴らと出会う事になろうとは考えてもみなかった。

そうなると家のミツバチたちがあぶない。トラクターを方向変換させ家に戻る。

巣箱を確認したがまだ奴らはこっちには来ていないようだ。しかし一刻の猶予もならない、今の巣門は大き過ぎることは以前から気になっていたのだ。
倉庫からアルミの板を見つけ出し、巣門をオオスズメバチが入れないサイズにふたをする作業に取り掛かる。

他のスズメバチはミツバチを一匹ずつしか捕えられないが、こいつは大挙して滅ぼすらしい。
であるからして中には絶対入れてはいけないのである。

ミツバチが出入りできて、オオスズメバチが侵入できない巣門の高さは6ミリという事だ。

早速アルミ板を製作して巣箱の巣門へ取り付け作業に入る。
しかし箱を作った時に付けるのとは違い、ミツバチは盛んに集蜜作業を行っているから出入り口はパニック状態に陥る。

何しろ隙間を調整する間多くの蜂が出たり入ったりするわけで、定規で測りねじを締めつける間、目の前を羽音がうなりをあげて通り過ぎるのである。ミツバチの大群に取り囲まれた状態となる。入り口で作業しているから当然なのだが。

手にあたったり、顔にあたったり、とにかくつぶさないように注意しながら作業を進める。
しかしながら調整中に一匹の蜂を手の下にしてしまったらしく、つぶしたのだ。すまないこれもお前たちを守るために仕方のないことなのだとつぶやく。

ミツバチは仲間がつぶされたりすると凶暴になるらしいことを聞いていたのでやばいと思ったが、なんとかそうならずに済んだ。Tシャツに頭はそのまま何もかぶらず、日頃コミュニケーションを取っているとばかりに、飛び込んだのだが、どうやら私の気持ちは彼女らには通じているようだ。
一度たりとも刺されることはなかったし、取り囲むようなこともなかった。
蜂とて人間との信頼関係というものができるのである。

以前よりはだいぶ出入りがしにくそうであるがこれで中まで侵入されて攻撃されることはなくなったはずである。

しかし、電柱の方の蜂はどうにも手立てがない。穴の中に入っていくスズメバチもいる。ここのミツバチたちはどう対応するのか、勝つか負けるか見守るしかない。

ミツバチも当然攻撃を仕掛ける。かたまりとなって熱殺するわけだが46度の温度で10分なそうだ、しかし単に46度では10分では死なない。CO2も関係しているらしいといことである。
詳細はWebで検索してみて下さい。動いているミツバチもそう簡単にはつかまらないことは見ていればわかることである。

問題はもう一つある。この場所が道路のすぐそばだという事だ。通学路なのだ。
こいつらは最も危険な野生生物といわれていること。アナフィラキシのみならず集団で攻撃されればその毒で死にいたるという事である。実際毎年何人もの人がこいつにやられなくなっているのである。

集団でこんなところにいられたら何時襲って来るかわかったものじゃない。実際黒いカメラを構えてすぐ近くまで行くのは自殺行為である。こんなときは望遠レンズがあればとつくづく思うのである。
マムシやヤマカガシなどの蛇よりずっと怖いのである。何しろ猛スピードで飛んでくるのだ。

今日は一日この電柱付近を遊んでいるのである。ここがオオスズメバチの巣穴というわけでもないから厄介だ。
全滅させるに至らないのである。

しかしこいつがいないとミツバチが増えすぎて飽和状態になり、食糧不足で共倒れするという事でもあるようだ。
世の中には可もなく不可もないただの虫というものがいるそうだが、こいつは相当手ごわい虫なのである。
【2010/10/13 18:37】 | 日本蜜蜂部隊結成 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
PVの色々。
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山桜のほだ木に生えたなめこ。今が旬のキノコなのだ。
今年はマツタケも大豊作で出崎産直はマツタケが所狭しと並んでおります。

さて、PVという略語が多用されていますが、何の略語かわからないまま聞き流しているかと思います。

一つ目のPVはページビュー、WEBページへのアクセス数。page view
二つ目のPVはプロモーションビデオ。promotion video
三つ目のPVはパークボランティア。park volunteer

その他にもまだまだありますが、そのあたりのところはウィキぺディアにお任せして、今後私のブログで多用されると思われるのが三つ目のPV。パークボランティアについて。

一昨日の活動に参加してきました。どんな活動かと聞かれても私にもまだよくわからないので、活動状況を報告しつつ、理解していただければいいかと思います。

今回は10月16日に開催予定の自然ふれあいイベントの下見と試作品作り。

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写真は遊歩道の倒木などを取り除いたり、危険個所などのチェックを行っています。

今回の企画は遊歩道を歩いた後に中の浜キャンプ場で火をおこして、燻製やご飯、バームクーヘンなどを作るというもの。早速、調理に取り掛かります。

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しかし何ですな。人間というものは火を使う事ができるようになってこのかた、その魅力とりつかれ、遺伝的に火への執着心を持っているようです。
火をつける道具がこれほど発達し、ひいてはオール電化という火を全く使わずとも調理できる時代に、木をこすり合わせて火をつけることに、この年になっても夢中になれるわけです。
火ダネができ、火が燃え上がったときの感動?感激?
昔は火遊びをすると親に怒られ、寝小便をするからやめろと言われたのだが、いまでは火遊びを推進する、いや、体験する時代になったようでございます。

でもまあ、火のゆらゆらと揺れる灯火は人間の心を落ち着かせてくれるわけで、先だってビッグサイトのギフトショーに出展していたとある業者のブースでは、LEDの光を炎のような揺らぎを持たせ、キャンドルにして展示していました。逆にそんなことまでしてしまう時代であります。

この炎は我々人間にとって、どれだけ進化の過程で、生活に安心をもたらしてきたのか、実際に火をおこして見るとよくわかります。

そんなことを考えつつ、その火を利用して、飯盒でご飯を炊き(この時代であってもやっぱり飯盒なのか?)、まだ飯盒も売っているんだろうか?そういえばうちの息子が卒業記念に後輩から飯盒をもらってきていたなァ。

火おこしとは違って、飯盒は古き良き時代?戦時中も活躍したが、そんな名残のお楽しみといったところか。飯盒で作った飯は確かにうまい。焦げ付き具合がいい香りを出してくれるわけだ。今じゃキャンプでも使われなくなったけどね。

途中で採ってきたキノコの数々も鍋で炊いてキノコ汁。30分でその効果が表れるとか。お互いの表情を気にしながらいただくのであります。やっぱりこういう場合は最初に口をつけた方がいいのか、少し遅れて口をつけ、苦しみ出したのを見つつ、次はおれの番かと恐怖におののくのがいいのか、いずれにしても口をつけないわけにはいかない状況ではありますな。

それにしても美味である。

さて、バームクーヘンは竹に少しずつ材料を塗りつけながら、火の上で休まず回し続けます。気の遠くなるような作業であるが、厚さが増すにつれ期待は膨らんでくるのであります。
それにしても昼日中から我々だけでこんな楽しいことをしてばちがあたらんのだろうか。

燻製も出来上がったところで、乾杯と相成りまするが、やっぱり日本酒を素焼きの杯(実はプラスチック)でグビッと。「プハァー、美味い。これはやめられませんなァ、ハッハッハー」

いや、これはあくまでも活動の一環で、試作品の試食という事で、最後のくだりはPV活動が終わった後の余興であり、そんなこんなで秋の午後は心地よく流れてゆくのであった。

締めは何年か前に工芸の仲間で作った市町村合併記念品、三夕(さんせき)というのを思い出しつつ。

寂しさは その色としも なかりけり 槙立つ山の 秋の夕暮れ (寂蓮法師)

心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ (西行法師)

見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ (藤原定家




【2010/10/11 13:39】 | PV活動へ行ってきます。 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
僕にとっての一番の幸いって何だろう
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本日新里中学校に行ってまいりました。
演劇の裏方仕事についてお話を少々。

写真は新里中学校の校舎であります。最近の学校というものは私らが学校に通っていた頃の四角いコンクリートの校舎とは全く別物であります。
この田代の亀岳小学校もそうですが、こんなところで学べるだけでなんか創造力豊かな大物になれそうな気がしてきます。

来たる10月24日、ここ新里中学校で開催される、2010新中祭。

中学三年生が今一生懸命取り組んでおりますのが、この時上演される演劇、「銀河鉄道をこえて」。

宮沢賢治の銀河鉄道の夜を戯曲として清水邦夫氏が書いた作品がもとになっております。

佐々木先生があたためておいた、満を持しての演劇であります。

銀河鉄道の夜は多くの人が研究し、さまざまな解釈で宮沢賢治の心の内を探り出そうとしておりますが、明確な答えが出るべくもなく、それにより様々な形で関連作品が出てきました。

以前麦の会でも別役実氏のジョバンニの父への旅を上演したことがありますが、いずれにしてもそれぞれの先生方の解釈による芝居を、更に解釈しつつ演じなければいけないというのは、銀河鉄道がブラックホールに吸い込まれるがごとく複雑と化してゆくのであります。

しかしそんな戯曲をこのたび新里中学校の3年生の皆さんが取り組みます。
現在読みの段階ではありますが、非常に楽しみであります。

そんなことを考えながらここを訪れると、天気輪の丘か銀河ステーションに見えなくもない校舎なのだ。

この学校には春陽ホールと名付けられた素晴らしいホールがあります。はっきりって学校に存在すること自体驚きです。演劇や音楽などをリードする学校になっていってほしいものだと思ってしまうのであります。

音響や照明の設備も整っており、申し分ない環境です。(体育館は別にあります)

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こんな感じで照明の調光を担当の生徒さん達がやっております。こんなことできるところはないわけで、そんな経験ができるという事は実にいい。舞台照明だとか舞台音響だとかの基礎はともかく、電子機器に囲まれている現代社会の子供たちに臆するところがあるわけがない。

経験できるだけ得をしたと思って、どんどん使いこなしてくれればいいのだ。

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さてこちらは、長年、ともに演劇活動に取り組んできた大川原氏がキャストの生徒さんに演技指導中。

トレンディドラマや映画、バラエティーで育った皆さんですが、演劇は見てたそれとはちょっと違うぞと感じながらセリフの練習中というところでしょうか。

懸命に取り組めば幕が閉じたときお客さんの拍手とともに、達成感、満足感、優越感、そんなものがきっとこみあげて来るはず。

でも今自分が何を準備したらいいかというのは難しいことではあるが、本番で悔いを残すことだけはしないように準備しておくことが大事なんだろうと思うのである。

がんばれ新里中諸君。


【2010/10/06 21:04】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
銀河鉄道は奥が深いよ
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産業まつりではたくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございます。
中々こういう機会じゃないと会えなかったりするもので、そういう意味では楽しい2日間でした。
遅ればせながらコメントありがとうございます。

もっとゆっくり話せる機会を持ちたいと思っているのですが、お互いに時間が作れませんね。

さて、産業まつりというからには地場産業売り込まなくてはいけないのですが、その結果の指標として売上金額、販売数量というものがあるわけで、今回はまるで駄目。
ちょっと気力が失せてしまいそうですが、追い打ちをかけるように、試食をした人からの一言。
この豆腐はうんまぐねえ、田野畑の道の駅の豆腐を食ってこう。あそこのはうんめえ。
徹底的にお客さんのいる前で打ちのめされました。

俺も色々豆腐は食ってはいる、とうぜんあそこのも食べてはいるが・・・?

人の味覚の違い、食感の違い、わからないものです。

食ったからそれが造れるというほど豆腐作りは簡単なものではないが、とにかく私らの造った豆腐がよほど気に入らなかったようである。試食用の小さく切ったやつを食べただけのようだったが、あなどれないひとがいるものである。
何かとんでもないものを食わせたかのような怒りようなのだ。

100%好かれるものはあるはずもないが、どの嗜好をターゲットにするか、それぞれの好みに合ったものを数種類作るか、考えさせられる出来事だ。

キセガラスの花瓶に山ぶどうの蔓でもと思い、写真に収める。産業まつりには間に合わなかったので、秋の夜長にゆっくり作ろうではないか。

さて、明後日は刈屋中学校で音響効果について話をしてくれと友人より依頼があり、産業まつりも終わり、急いで話す内容の原稿を仕上げておかなければいけないのである。

作家、細越健一氏の教えは、1ページ1分という事で、30ページの原稿が1時間近くかかってしまった。
プロジェクターを使ったこともあり長くなったが、しっかり確認しておく必要がありそうだ。

来週はパークボランティアで燻製作りと飯盒で飯炊き?バームクーヘン。食欲の秋にふさわしい企画じゃ。
皆さんが参加の本番は16日、宮古広報で募集してますよ。こうご期待。

麦の会も立ち稽古に入ったそうです。来週から参加します。その前に効果音を完成させなければいけません。
さらばうみねこ島は資料が少ないんだよね。多分早野さんの作った歌があったような気がしたが。
あまり上演してないと思われ、唯一森田さんのノートに書き写した脚本が残っていたのである。
舞台は昭和47年。こちらもこうご期待。芸術の秋だね。




【2010/10/05 00:44】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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