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春は黄色い花から
2011-02-27.jpg ねこやなぎが顔を出す頃、福寿草がお日さまに向かって、精一杯花びらを広げる。その頃になると農作業の準備が始まる。果樹は剪定作業、野菜や米は苗作り、そして畑は土づくりと畝作りである。

 ちょうどこの時期は卒業、転勤シーズンとも重なり、記念品の注文も重なってくる。椎茸も収量を上げる為にはこれからの管理が大事となる。あまり先のことは考えずに、目の前に直面したことだけをこなしてゆくことにしないとどうも独り言が多くなるのだ。

 とりあえず来年の分の味噌の仕込みも終わり、これからは野良仕事に明け暮れる日々となる。最近日が伸びたなと感じるが、もう3月だし、自然を相手に植物の声に耳を傾ける季節がやってきた。
 
 ところで味噌といえば、今度は麹と味噌作りの講師役をやらせて頂きます。見学やら研修やら、ご指導やら、頂きながら味噌も作れるようになりました。作るからには豆腐同様、手間暇惜しまず、いいものを使い、納得のうまさを作り上げましょう。

 話は変わりますが最近はミツバチ訓練の一つで、餌付けというものを試みております。一度家の入口付近で餌の場所を教えてやると、仲間を連れてやってきます。翌日は朝からやってくるようになります。

 今までは巣箱のところでやっていた砂糖水も、家の前でやることができるので助かります。ただし寒いときは来ませんし、無理をさせると、弱ってしまいそうなので暖かな日に限ります。

 そのうちに同じテーブルの上で朝食や昼食を一緒にとることも可能だと思われます。家の中にはいってきますからね。なんと頭のいい昆虫なのでしょうか。最近は2匹いる犬たちより可愛いのであります。

 犬は卵も産まないし、蜜も集めないし、受粉も手伝ってくれない。そのくせ餌代と、おやつ代と、糞尿の処理がえらくかかり、堆肥として使うには気持ち悪いし。 ペットとして、自然環境に恩返しできる、日本ミツバチが絶対お勧めです。ついでに餌となる植物もいっぱい育てて下さい。

 指先に砂糖水をつければ、指先にも止まってくれますよ。但し、掴むと刺される可能性があるので、スキンシップはほどほどに。 

 インフルエンザがなければ鶏もいいけどね。


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【2011/02/26 18:51】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
スタンド・バイミー
2011-02-24.jpg だいぶ暖かな気候になったせいで、豆腐づくりも先週と今週じゃ違ってくる。この時期はいつもそうなんだ。

 とりあえず豆腐づくりを終えて、所用で市の農業課まで出かける。以前だったら同じところで用が足せたのだが、合併してからというもの、農業の用件は田老へ、教育委員会は茂市までと面倒くさいことになっている。

 さて、この写真は途中で車から撮影した。佐羽根駅から田老方面へ向かう三陸鉄道の車両である。どこの誰だったか、実は忘れもしないある人なのだが、鉄道車両の写真は勝手に使っちゃだめなのだといわれた事がある。この場合は著作権という事だが、営利目的で使わない限り大丈夫なようなので使いましょう。むしろ三陸鉄道をPRしているのだから喜ばれるかも。神楽の里佐羽根駅からトンネルへ、午後の陽ざしに車両が映える。

 ここから右手向こうに、昔山姥が住んでいたほら穴があるなどとアナウンスでも流れるのだろうか。そんな案内でもあると三陸鉄道も楽しめるのだが。そういえば106号定期バス観光化計画なるものも私の頭の中には構想としてあるのだが、その話は後にする。

 今では第3セクターで運営する鉄道となったが、そんな話が決まるずっと前のこと。田老までのトンネルや線路が敷かれたばかりの頃に、子供だった私たちは同級生4人くらいで、佐羽根から田老までのこの道を歩いたことがあった。小さな僕たちには大きな冒険であった。

 トンネルに入るとずっと向こうに白くぽっかりと出口が浮かんで見える。怖さとトンネルの向こうに待ち受ける景色、何かが起こりそうなそんな不安を抱えながら、僕たちは歩いた。

 なんという事はないただ歩いてゆくだけのことなのだが、子供の僕たちには大きな出来事だったのだ。そして優越感や大きな満足感を覚えたものである。そして今では決して誰も歩くことなどしないしできない場所である。

 子供のころ見たその風景と足に伝わるその感触は今でも思い出す。子供の冒険などたわいもないものであるが、心の中に広がる感情は大人が笑い飛ばすほど単純なものではない。そしてそのプロセスの中で口論にもなり、信頼したり、軽蔑したり、さまざまな出来事に遭遇するのである。

 今この車両の中にもドラマがあるように、この車両が走る以前にもこの道には我々の冒険の思い出が敷かれているのである。
【2011/02/24 19:11】 | それってどうよ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
受粉助けてあげ隊訓練開始
2011-02-21.jpg ナバナの収穫も本格的になってきましたわが家のハウスでありますが、冬に収穫できる葉野菜はほうれん草とナバナなどがこの辺りでは代表的な作物。

 ここ、田代ではナバナ栽培はあまりやられていないが、私はこの味にはまっている。花の蕾と葉、茎、ちょっと苦みがあり、お酒には実によく合う食材なのだ。 春先の蕗のとうと同じように季節を感じさせてくれる野菜だ。
 
 このナバナは花がつき始めると、次から次へと花芽が出てくる。長期間にわたって収穫できることから生産性もいいのである。そしてナバナ栽培の第二の目的は早い時期からミツバチの食料となる蜜や花粉の供給ができるという事である。ナバナの品種は企業秘密として伏せておくが、多分ミツバチは来てくれるはずであると考えての栽培である。

 そして、今日いよいよその実践訓練の開始となったのである。まずミツバチに砂糖水を与える。その後暖かくなったナバナのビニールハウスを開放する。砂糖水で活動的になったミツバチは蜜を探し始めて周囲に飛び立つ。
そこでいよいよ花に来てくれる事を祈りつつ、入口に立つ。

 予想通り一匹のミツバチが訪花した。ところが蜜を吸った蜂が出口を見つけられないのである。ハウスの欠点はそこだ。仕方なくタモ網で捕まえて外に出してやる。

 少し経つと次から次と蜂ハウスの入り口付近に集まりだす。最初の一匹が教えたはずなのである。それと、餌を与える私を頼って私の周辺に来たとも考えられる。私の体にとまる蜂たちが結構いるのである。

 そんなときは指先に乗せてそっと花に運んでやる。やがて次々に訪花し始める。初日の訓練は成功である。

 ナバナの花に来てくれたこと、ナバナの蜜と花粉が今後の食料となること、ハウスの環境に慣れてもらう事、俺の周りに集まってきてくれること。いよいよ“メロンの受粉助けてあげ隊”の訓練がスタートしたのである。

 ここで農業の効率的生産について一言。数年前から始めたコンパニオンプランツ。同じ圃場で助け合いながら、複数の作物が栽培できる方法であるが、おかげでメロンと一緒に植えたネギは一年中買わなくても食えるのである。普通だったらメロンしかとらない圃場でだ。何ら収穫量には影響ないし、むしろ病気や生育にいい結果をもたらすのである。

 更に、我が隊を出動させることによって、花の蜜までも回収しようという更なる試みができるようになったのである。ナバナの蜜、メロンの蜜、そして今年取り組む予定の景観植物、雑草の抑制と環境美化のためにハーブやもろもろの植物を試みる予定である。労働力の削減と花蜜の生産である。当然花の栽培もである。

 農業には蜜の回収と結実率の向上という新たな展開ができるのである。そうなれば危険な農薬もあまり使えなくなり、逆に使わなくてもいい農業へと改善されてゆくのである。

 色々な旬の蜂蜜が楽しめるのもそう遠くないはずだ、彼女たちは実に頼もしい仲間なのである。


【2011/02/21 12:39】 | 日本蜜蜂部隊結成 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
MCBS って欧米か?
blogphoto2.jpg いよいよ、シートピアなあどで工芸展が始まりました。 人間のもつ能力とはいかに素晴らしいものであるかを認識させられます。

 今日は初日ということで、客入りは想像通り、そして取材の方々がきております。 取材陣の中で昨年収穫祭でお世話になった木村さんと山崎さんが見えてますのでそのお話でもしましょうか。

 MCBSはご存知でしょうか? みやこコミュニティ放送研究会、宮古にコミュニティFMを開局するために活動しているお二人です。

 現在はネットラジオという形での放送のようですが、私の展示スペースにも取材に来ていただきました。

blogphoto1.jpg 昨年の出崎産直収穫祭のときには当産直組合とんぶぶ農場の松田さんとともにMCをやっていただきました。

コミュニティと聞くと過剰に反応してしまう私ですが、地域の活動でも放送やネットなどの集まりでもコミュニティであることはそうなのだが、人間としてつながりを持っていかないといけないと思うわけで、田舎の助け合いみたいな感じをどうしても想像してしまうのである。

 それは置いといて、彼女とは収穫祭以前にも一緒に麦の会というアマチュア演劇で活動したことがある。多分“あんねが泣いた”という作品だったと記憶する。あの作品は私の記憶の中では大変すばらしい作品に仕上がっていた。その後こんな形で何度かお会いする機会ができた、実に明るくさわやかなMCですが、ほんとは芝居をもっとやりたいのではないだろうか。などと勝手に思っている。

 地域性を重視したFM放送は実に期待は大きい。テレビ、ラジオ、ネット、活字、実に多くの情報が飛び交ってはいるが、実は地元の身近な情報は意外に少ないものである。

 あそこのばあちゃんの畑のトマトが赤くなったよとか、通学路の道端にふきのとうが芽を出したよとか、季節感地域性を前面に出したそんなほのぼのとした情報が、いかにもそれらしいBGMに乗せて流れたら地域も変わってゆくんだろうな。

 どこそこの農事通信員からのお便り程まではいかなくても、そんなに急がなくてもいいじゃねぇか。もっと今を大切に生きてゆこうよ的な、そんな宮古になってほしいのである。

 木村さん、山崎さん期待してます。応援してます。
 
 


 

 
【2011/02/18 16:00】 | ブラスティング・アート | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
工芸か?
2011-02-16.jpg 工芸展が近づいてまいりましたので、急遽取り組んでおりますブラスティングアート。色キセのグラスに桜の枝をあしらってみました。

 いつもは表現したい絵柄を残しつつ、グラデーションで影をつけるという感じでありますが、今回はキセのガラスの美しさをそのままに、絵柄を彫り込むことによって白を浮きだたせ、キセをグラデーションに使う今までとは違う試みです。

 白い色が実に美しく外から見ても、中から見てもきれいに浮かび上がってきます。この作品は2段彫りのぼかしで削っていますが、桜のリアリティよりも2段彫りにすることでメルヘンチックな仕上がり。

このグラスで何を飲もうか。何に使うのか明確に示すことが大事だという話を聞いたことがある。こういう使い方をするんですよとか、この野菜はこういう調理をしてとか教えてあげた方がそれじゃ一ついただくわ、という事になるのである。

しかしながらつくり手としてはちょっと違う。これをこんな風にいたら面白いなとか、どうすれば美しくなるだろうかとか、想像している段階ではあまり使う事など考えていないのである。
しいて言うなら、飾ることが前提で作っているのかもしれない。当然これをいくらで売ろうかなどという事もない。それでは商売にならないのであるが、だからいつまでたってもうだつが上がらないという事になるわけだ。

挙句の果てに、売る人間ではなく、買う人間の気持ちになって値段をつけてしまうのである。これは農作物も同じである。ついつい、これじゃ高すぎるなと、人件費など除外してしまうのである。

だが時代は変化してきた、自分たちが作り、自分たちが売る時代がやってきたのである。農家も工芸家も商いを勉強しなければいけない時代がやってきているのである。



【2011/02/15 18:42】 | ブラスティング・アート | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
マシュマロみたいな雪
2011-02-9.jpg 数日前の雪、やわらかくふんわりとマシュマロみたいな感じが実に面白い。暖かくなり始め春も近いと思いきや、又逆戻り。

久しぶりに犬どもと一緒に近所をうろついていると、jさんが畑の雪の下から何やら掘り出している。何してんですかと尋ねると、雪の下のブロッコリーを掘り出しているとのこと。

この時期、雪の下に埋もれて保存状態のブロッコリーは甘さが増して美味しいらしい。キャベツや白菜も同様である。今年みたいに早く雪の下になると保存状態は非常にいいのである。雪の中でもしっかりと生きているのである。

冬の野菜は甘さが増して実に美味しい。秋の野菜は土の中や雪の下に入れて保存して少しずつ掘り出して食べる。農民の冬を越す知恵なのだ。今ではスーパーに行けば冬でも夏野菜が食べられる時代ですけどね。
でも体は旬のものを欲しがっている。それが自然なんだ。

2011-02-11.jpg 被害をもたらす雪も、天然の冷蔵庫として利用できるから、悪いことばかりではない。
 今年は川の水が凍らない。どうも早い時期に大雪が降って、温かい土をそのまま保温してしまったようである。そのため水が極端に冷たくならないことが要因ではないかと推測される。
現に雪の下の土は凍っていないとのことである。

2月も中旬に差し掛かり、春もそこまで来ている。さて、今週の金、土、日(18~20日)は、宮古・下閉伊モノづくりネットワーク主催の工芸展が模様される。沿岸の広域にわたる地域の工芸家が一堂に会する初めての企画である。展示はもちろんのこと販売も行う。私も出展はする予定だが、ここのところ創作活動をやっていないので、アイデアが乏しく、工房の寒さも耐えられん。冬の創作活動に備えて夏にスケッチをしておかなければといつも思うのである。

【2011/02/14 16:08】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
種麹=もやし
2011-02-8.jpg 寒いこの季節だからできることの一つに味噌作りがあげられるわけだが、その前に麹を作るという作業がある。昔は味噌玉にして天井からぶら下げておけば、それなりに豆の麹菌がついて味噌を作ってくれたわけで、特別なものではなく、うまくそういう菌を利用して醗酵食品を作っていたのである。
 最近ではもっぱら既製の麹に頼って品質の優れたものをつくる傾向にある。

それでは麹をどうやって作るかといえば、うるち米を一晩浸漬し、水切り、蒸し、広げて冷まし、ここで種麹を振りかけ、すりこむように混ぜる。専門家は室を使うわけですが、素人ですから裸で酒造りをするあれとはちょっと違います。 ここで使う種麹をもやしと呼ぶわけです。芽が出る、萌えるからもやしという説があるようです。

この種麹にはいっぱい種類があって、酒に適したもの、味噌に適したもの、味噌には黄麹がいいようで、現在私たちはこれを使っています。というか最初がそれだったため。たぶん天井に住みついちゃっているのであります。

造るにあたっては雑菌が入らぬように充分に消毒すること。変なカビを培養すると大変なことになります。
そして温度が下がらぬように手早く、でも熱すぎると菌が死ぬ。

あとは器械に入れて温度・湿度管理と切返し、手入れを何度かやって、浸漬から4日目で麹の完成となる。

この麹は味噌以外に漬物などや、造ろうと思えばどぶろくなるお酒までできてしまうのである。しかしお酒は許可なく造ってはいけませんのでご注意を。

ちなみに麹屋さんで売っている真っ白な麹は白麹。もとみやさん曰く外に開く花よりも米の中に入っていく方がいい麹だとか。色々説明してくれたけど奥が深すぎ。菌を操るなど到底むりむり。


【2011/02/08 18:21】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
ご飯の時間ですよ
2011-02-4.jpg  昨日、そして今日と実に暖かな春の陽気である。今日が立春だからというわけでもなかろうが、強く印象付けられる一日であった。
 昨日からわが家のミツバチたちも大喜びである。数日前まで氷点下の中で丸くなっていたミツバチたちであるから、あながち外れてはいないであろう。外はまだ白一色の世界なのだが、周囲は春のにぎわいなのである。

 しかしながら、蜜を吸う花もなく、雪の上を飛んでいる姿はかわいそうにもなってくる。家の中、ハウスの中色々なところで顔を合わす。自分の家の蜂達だと思うと実にいとおしく感じるのである。

数日前のことである。突然犬が吠えたので誰かと思ったら、田代で養蜂を営んでいる崎尾さんがひょっこり現れた。これに砂糖水を作って蜂に食べさせろとのこと。このおじさんいつも朴訥で多くを語らない。砂糖と水の量だけ伝え、さっさと消えてしまった。実に面白い人である。

 そろそろ給餌しなければいけないと思っていたが、この状況を予測したかのような、いや予測していたはずである。絶妙にそれも頼んでもいないのに、しいて言うなら、北の国からの黒板五郎のような人なのである。

早速、寒い冬を耐えてきた彼女らに御褒美をあげることにした。今回は体の負担を軽減すべく70%の砂糖水である。最初はわからないようなので足元に垂らしてあげる。それにしてもすごい数の蜂である。体や頭の周りを100匹ぐらいの蜂が飛び回っている。だからと言って決して威嚇したり、攻撃したりすることはない。

砂糖水に気づき始めると、夢中で吸い始める。やがておじさんがくれた自作の給餌器の砂糖を並んで吸い始めた。
こりゃ腹すかしてるかもしれねぇな。一生懸命巣箱の中からゴミを出している奴らの掃除を手伝ってやる。

飼い主を噛みつく犬よりもよっぽど可愛いし、知能も高そうである。

それにしてもこの辺りは野性生物の楽園と化してきたようだが、どんな奴だってつき合い方次第で悪さもしなくなる。いっぱいの家族とともに生きているんだよね。



【2011/02/04 22:26】 | 日本蜜蜂部隊結成 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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