寒い季節がやってきた
2011-11-10.jpg


今朝は霜であたり一面白く覆われた。

昨日は出崎産直の移動販売の運転手で仮設住宅へ、午後には寒いなァと体を丸めて買い物をするお客さん。

仮設住宅のある場所は結構風の吹き抜ける場所が多く、確かに寒い。
坂道を上っての場所も多い。雪が降ると大変だな。

そんな話がそろそろ出始めてきた。いよいよ厳しい冬が駆け足でやってくる。

ひっそりと、いるのかいないのかよくわからないところもあったりして尋ねてみると、大抵よくわからないとの答えが返ってくる。いきなり抽選で決まってしまうからそうなるわけで、みんなあつまれと言ったって無理というもの。

この長年住んでいる田代でさえそうなのだから。

せめて、私たちがお伺いした際には、買わなくてもいいから、どんなものを今日は持ってきてるかなと見に来るだけでも全然OKなのだ。そこで私たちと話をしたり、そこに住んでいる人たちと顔を合わせているうちに、コミュニティはできあがってゆくんじゃないだろうか。

うちの産直のレジの人たちは市内の38か所もの仮設住宅を周ってお客さんの声を聞いているから、いい話相手になると思うのである。

【2011/11/10 18:25】 | 出崎産直はなあど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
田中茂と劇研麦の会 その50
2011-11-5.jpg

何があっても今年もやります劇研麦の会。

3.11の震災で麦の会のものはすべて流され瓦礫と化してしまいましたが、麦の会の財産はそれぞれの心、体、魂の中にしっかりと残っているのである。

今年は市民文化会館は使えない状態となり、練習場所としてお借りしている磯鶏幼稚園のホールを会場に定期公演が行われる。

公演の日程は、11月20日(日)13:00開場、13:30開演

田中茂作 「姉が泣いた」 1幕 

舞台も広く、かなりしっかりとした会場である。

5年前に宮古短大で演じた作品であるが、時間とともに戯曲の解釈もまた変わってゆくのである。キャストも2名をのぞいて、前回と同じキャストであり、今回は言葉、しぐさ、立ち位置等、細部にわたって間を重視した、演出がなされている。

演出は南野和男、現在は滝沢村から車で通って指導している。

田中茂なき今では、どう考えて描いた作品かというよりも、このシナリオをどう解釈し、どう観客に伝えるかという事になる。

ラストシーンで姉(あんね)が泣く。なぜ泣いたのかそれがこの作品の本筋というか、見せ場なのだろう。
今回の作品は短い作品であるが中身は実に濃い作品となっている。

日常どこにでもある生活風景なのだが何ともそれが滑稽で面白く、そこには愛があふれている作品なのである。

誰でも笑って楽しめる、多くの人に観ていただきたい芝居である。

今は普通に芝居を楽しんで、普通に生活して、普通に仕事ができる、そうなることが大事なのだ。
何かをやっていればその先にまた何かが生まれる。

戦後の混乱の中で始めた麦の会の芝居も、今この状況で取り組んでいる芝居も、多分同じことだと思うのである。
芝居が好きで、それに打ち込むことで自分に、観てくれるお客さんに、今という時間の足跡を残すことであり、心に満足感、幸福感をもたらすものなのだと思うのである。

誰かのためというよりも、自分のために一生懸命になることが、周りの人も幸せにしてゆくのかもしれない。
【2011/11/05 20:10】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
| ホーム |