田代の紅白歌合戦2014 その1
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宮古に朝日が射し始める。だいぶ日の出も遅くなり、ちょうど宮古に向かう途中に見ることができる。

いよいよ今年もあと一カ月。今年もこの時期になると紅白歌合戦の話があちらこちらで話題になる。
田代の師走の風物詩になりつつある、紅白歌合戦なのだ。

今回も地域創造基金の助成を受けて開催されるわけだが、今年の開催は12月21日(日)午前9時開場、午前10時開演、午後2時終演の予定、その後交流会が行われ、この日田代は一日中ノンストップで盛り上がるのだ。

実際には前日もリハーサルが行われるわけで、仕込みはその前日になり、3日間はとてもハードな時間となる。

が、出場者は何カ月も前から曲や衣装やいろんなことを準備し始める。何しろ出場者はこの時はスターなのだ。

そして踊りや芸を披露する団体は、集まって練習を行う。我々TOP(田代おもしろプロジェクト実行委員会)のメンバーはその何ヶ月、いや、終わったときから次の準備に入る。

何しろすべてを自分たちで考え、作り、実行することが目的を達成するための手段なのだ。であるからにしてそのプロセスが大事なのだ。それは当日観ていただければわかってもらえるに違いない。そのプロセスこそがコミュニティを形成する第一歩なのだ。

我々は限りなく非日常の世界をすべての人に味わってもらうためにはどうするか、その日まで考える。

スタッフ、出場者、お客さん、すべての人がそれぞれの役割の中で楽しまなければこの企画は成功とはいえないのだ。

実行委員のメンバーは7名、あとは地域の各組織のメンバーがバックアップをしてくれる。それが実に感動的なのだ。

実行委員会は通称TOP、と呼び、この実行委員会の役割を称して、to projectと呼ぶ。正式名称は田代おもしろプロジェクト実行委員会。面白いことから田代を元気で活力のある地域にし、豊かな心と、郷土愛を育むことを目的としているのだ。

それでは次回からその現場の様子をリポート致しましょう。

【2014/11/30 19:29】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
加工部会の研修なのだ
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さて、この写真は? 観光バスを借り切っての秋田は横手へ研修なのだが、バスに乗り込む部会員は片手にスコップを。
どこぞの現場で強制労働でもさせられるんだべか。それとも加工部会だから芋でも堀に行くんだべか。いやいや金でも堀に行くんじゃあるまいか。などと運転手さんは思ったに違いない。

横手の大沢ファームさんへ4時間の長旅。この時間を有効に使わなければもったいない。そんなことでゲームを織り交ぜつつ、BGMに合わせてスコップをたたく。
そう、今度の田代の紅白歌合戦でこいつをやることになった。だれがいいだしたのか、何とも大変なことになってきた。
やるとなれば本気でやるのが俺なのだ。いや、みんな本気なのだ。
多分ホーマックのスコップがここ数日売上を伸ばしたに違いないのだ。

それではみなさん津軽じょんがら節のスコップ三味線大合奏いってみましょう。

その前に、隣の家のもろこし畑にクマが出た?実に盛り上がりますなァ。

それでは、ウルトラクイズのオープニング曲に乗せて自己紹介からスタートなのだ。

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そして、大沢ファームさんでは小川さんからしっかりと農家の企業についての考え方を学んできたのだ。
そうです、実はまじめにやっているのです。すべてが本気でまじめに取り組んでいるのです。
どうしてこうなれるのか不思議なのだが本当なのだ。

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最後は秋田ふるさと村で本場のきりたんぽ作りに挑戦。
これは加工部会の商品と通じるところがあるな、フムフム。

実に有意義な研修の一日となりました。でもこの演奏ではステージに立たせるわけにはいかないぞ、と実行委員長の私。

皆、帰ったら練習だ。

今年の紅白盛り上がりそうだなァ。

そういえば夕べ2時まで?今日かな?飲んで何話してたんだっけ。多分ほとんど紅白歌合戦のこと。
なんか宮古でも結構盛り上がって・・・。こんなに楽しそうに話してればそうなるか。

でも申し訳ないけど、出場の募集は行っておりませんのであしからず。

とりあえずさっきポスターの発注。デザインデータを送れば格安ですぐできて来るから、何とも便利な世の中になったものだ。
【2014/11/22 21:55】 | 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
劇研麦の会 国民文化祭出場その4
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そんな国民文化祭も本番、100年の歴史を誇るこの康楽館で、麦の会らしさを出した素晴らしい舞台。
音響室から見つめる私の目にも涙がうるんで来る。
みんなよくやったね、いろんなことがあったけれどこうしてこの舞台に立てるなんてすごいことなのだ。

この一年、演出の南野氏がこの世を去り、この夏、共に舞台をつくってきた伊勢氏がこの世を去った。
震災後支援をいただき何とかつないできた中で、更なる不幸が続き、それでも麦の会は舞台をつくり続けた。

そして小坂町でお客さんからたくさんの拍手をいただいたのである。麦の会の1ページがきざまれた。

さて、そんな麦の会が宮古でも公演を行います。

11月24日午後1:30~ 磯鶏幼稚園 入場無料 となっております。
宮古市市民文化祭の最後を締めくくる麦の会の芝居。
ぜひ皆さんお誘い合わせのうえ観に来て下さい。



【2014/11/22 21:28】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
劇研麦の会 国民文化祭出場その3
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リハーサルも終わり近くのホテルへ、我々が泊まるホテルには10か国ほどの人たちが小坂町に研修に来ていた。
1か月半ほどの滞在だという。

この町は古さと新しさがいい形で融合してる町なのだ。

明日の本番を控え、みんなでミーティングを少々。酒が入りだすと脚本の解釈を私なりに。などと話し始めると、明日を控えたキャストの面々の役作りが狂い始める。

やっぱり最後は陽子が磯吉の胸に飛び込むのが今のトレンディドラマだろうとか、政子は出戻りで太吉を誘惑してるんだから悪女なのだ、もっと魅惑的で怪しい女なのだ。などといいたい放題の俺なのだ。

そんなこんなで役者の面々わけがわかんなくなってきた。俺が悪いと細越氏が言われるが、そういう本人も楽しんでいるのだ。
だんだん酔っぱらった俺たちは言いたい放題で盛り上がってゆくのである。明日どうなるのだこれは。
夜の更けゆく小坂の街を窓越しに、街に出て飲みたかった俺は、心残りを抱きつつ、自分の部屋へと帰ってゆくのであった。

【2014/11/13 22:55】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
劇研麦の会、国民文化祭出場その2
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11月1日 我々麦の会は第29回国民文化祭・あきた2014演劇フェスティバルに参加するため宮古を出発した。

バスにキャストの面々が乗り込み、大道具・小道具・メイク道具を積込んだレンタカーは俺と細越氏が乗り込んだ。
途中昼食を取りながらの5時間のロングドライブは久しぶりだ。

何年か前盛岡劇場でやった8時の芝居小屋の時と同じだな、ふと思った。ロングドライブも話題に事欠くことは無い。何しろ細越氏とは30年来の付き合いである。活動の場もリンクしているところが多々あるのだ。
その話題を書きだすととりとめもなくなるので別の機会に。

小坂ICを下りて間もなく、のぼりの立ち並ぶ康楽館への道へと入る。そこから俺はタイムスリップしていくのである。
昔どこかで見たような、経験したような、どことなく懐かしさのある。この気持ちは何だ?

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康楽館と演劇フェスティバルの看板、そして康楽館と実行委員会の人たちが私たちを迎えてくれた。

ここで私たちの芝居が出来ること、観てもらえること、この瞬間が至福の時かもしれない、ふとそう感じる。

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裏方は森田氏と細越氏、そして私の3名だけ。いつの間にかこの人数になっていた。酒好きのとっつぁん3人、麦の会を支える少数精鋭の裏方3人衆なのだ、と自画自賛しているのだ。だが長旅と緊張感は結構つらい年になってきたのだ。

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他の団体の観劇後、弁当を食べていよいよ我々のリハーサル時間。仕込みから始める。康楽館のスタッフにお手伝いいただきながら大道具を組んでゆく。

その前に明治43年に建てられたというこの芝居小屋の案内をしてくれたので、少々。花道につけられた、ちいさなせりを切穴(すっぽん)とよぶらしいがそれを見たり、回り舞台を見たり。人が人力で動かすこの装置は今も現役なのだ。
見る物どれもが時代と月日、人々の心を感じさせてくれるものばかりである。タイムスリップしてゆく自分、小坂町の人々に感動を覚える。

大道具の仕込みも慣れたもので15分足らずで完成。俺は音響室へと入る。今回はCD1枚でレヴェルとタイミングだけだからたいして準備は必要ない。担当の方に挨拶して説明を受け、早速スタンバイに入る。緞帳と音のタイミング、照明を打ち合わせ、リハーサルスタート。

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ちなみに、ここは全席桟敷席である。座布団に座り、食べたり飲んだりしながら芝居を楽しむのである。照明のスタッフさんがコーヒーやジュースを売ったりととにかく忙しく働いています。2階席もあってほんとに心地よく芝居が楽しめるのである。だからと言って公演中に菓子をかみ砕く音や飲み物をすする音などしないのである。

いままでやってきた舞台とはちょっと違い、戸惑いもある。反響がないぶん、声の出し方をしっかりやる必要があるのだ。
本番に強い麦の会、さすがに定番になりつつある”姉が泣いた”はいい仕上がりになっていた。

だが、数か月前は公演が出来るかどうかという瀬戸際に立たされていたのだ。そんなときはたいがい救世主が現れるというのも麦の会。そんな橋を幾度となく、いや66年間もと言った方がいいかもしれないが渡っていまここに居るのである。

つづく



【2014/11/03 20:39】 | 劇研麦の会の足跡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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