田代の紅白歌合戦2016 episode1
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いつしか暦も11月を迎えた。
畑の野菜も収穫終了。あとは大豆の乾燥を待っての脱穀作業と来年に備えて畑じまいだ。
この頃になると、恒例の年末行事、田代の紅白歌合戦の準備が始まる。いよいよ今年もto projectが始動する。
年代性別国籍を問わず、すべての人へこの田代で何かを感じてもらえればとの思いで作られたのが、田代おもしろプロジェクト実行委員会、通称TOP。その第一弾が田代の紅白歌合戦だ。

いつの間にか5年目を迎えた紅白歌合戦。
やる以上は、また来年もと出たい、見たい、の余韻を残しつつ閉幕することだ。
そのためには、常に新鮮さを保つことが重要で、そのこだわりたるや大変なものである。

先日第一回の紅白歌合戦の会議が開催された。
まず今年のテーマを何にするか、そこから始まる。

一つの節目となる5回目、我々の目的の一つである時間の共有、そこにスポットを当てたテーマということで話はスタートする。
私が言う。「今ここにこうしているという事実、今観ている、話している、演じている、ここで誰かと一緒にいる、笑ってる、それが生きている一つの証でもある。そんな今をテーマにしたいのだが、今に続くそれを表現する言葉を考えていただけないものか」

それだけで話は充分な盛り上がりとなる。みんなが意見を出し合う。その意見にしっかり反応しないと怒られたりもする。
そんなことでテーマだけで時間が過ぎてゆく。
そして出された中から、決まった今年のテーマが「今・共に」である。
それにしても考えるものだ。何ともシンプルで、すべてを表現してくれているではないか。

で、このテーマをもとに4時間半のステージが構成されてゆくことになる。
紅白歌合戦はカラオケ大会だと思っている人も少なくないだろうが、実はそうではないのだ。

我々は、4時間半の一本の舞台だと思っている。個々の歌を含むパフォーマンスそれ自体はあっても、舞台設定、楽屋設定、音響照明、司会、場内アナウンス、受付、等々、そしてお客さんそのすべてを巻き込んだ、一本の脚本づくりをするということになる。
司会用の原稿一つとってもなん十ページにも及ぶものとなり、それは大変な労力を要する。
そんなことを一つ一つ積み重ねながら、2か月で紅白歌合戦の舞台は完成する。
それができるのも、地元の人の協力ですべてがやれる環境にあるからで、また田代を愛する人々の力のたまものでもあるのだ。





【2016/11/04 11:28】 | To Project | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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