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in 中山間地の農業

消費者と生産者のはざま

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いよいよメロンの苗作りが始まる。
この種はなんと一粒が45円もするのである。一個のメロンを売るのにこれからどれだけの手間と時間と経費がかかるであろうか。そんなことを考えたらやれる商売ではないのであるが。

毛がに祭りも終了し、豆腐も売ったが今ひとつというところ。
豆腐や田楽はなかなかいい評価なのだが、寄せ豆腐をメインに考えて出したのがいけなかった。お客さんが寄せ豆腐というものをどうも知らないらしいということがわかった。

どんなものであるか、どうやって食べるのかわからないお客さんが年々増えているように思えるのだ。これはいけないのだ。豆腐の究極の美味さはこの寄せ豆腐にある。朧豆腐ともいう。
多少はうちの豆腐の影響もあってか、豆腐の味の違いをわかってくれるお客さんが買いに来てくれるのだが、やっぱり食べる側も大豆はどうやって作られ、豆腐はどうやってつくったものが美味しいかということを知る必要があり。
産直に出している人などはこだわりぬいて作っているのだから、それをもっと教える必要もあるのだ。

そんなことを考えながらかたづけをしていると、数年前からこの田代で有機栽培を手がけるIさんがやってきた。
私が豆腐をつくるため、収穫した大豆を一粒ずつ選別していることを知り驚いていた。
おからも食材として売っているからそれなりにいいものを使う必要があるからなのだと説明する。にがりだってそうだ。色々なにがりを試し、いま一番美味いと思えるやつを使っているのだ。当然値段も凝固剤の何倍もすることになる。でも美味い豆腐を食べてもらいたいのである。採算を考えると偉く高い値段となるのだが日本人は本当に豆腐がすきなのだと思うと、誰しもが美味い豆腐を食べて欲しいのである。

Iさんがひとつの資料を持ってきてくれた。山形村を訪ねたことから、そこの人達が都市部とどうつながっているのかというひとつの参考例だ。なるほど話を聞いていると興味がわいてくるし、面白い。なぜ体験をしに山形村を訪れる人が多いのかというようなこともわかってくる。
中々貴重な話が聞けるのである。こういう会話の積み重ねはとっても大事だ。やがてはひとつの判断材料になり、この地域にとってのあるべき選択肢の一つにもなり得るからである。

明後日は本場中国の料理教室である、中国の食を知ることは何かを我々にもたらしてくれるかもしれないのである。
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