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in 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から

鍛治ヶ沢から

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里も色づき、木の葉の舞う季節。

久しぶりに山道を歩くと、鮮やかな赤や黄色に目を奪われる。

カラマツの道を歩くと、カラマツの葉が雪のようにサラサラと音をたてて、道へ降り注ぐ。

秋の匂いは、初夏の強い草木のにおいとは違い、香ばしいような柔らかな匂いになる。

久しぶりにレナと歩く。親父は例によってのらりくらりと、山道の歩きを交わして、ついてこない。

犬と生活していると、一方的に話しかけているわけだが、結構犬も言葉がわかってくるのである。
たぶんだが。

たとえば「いぐぞ」、とか「行くよ」、「あべ」、「こう」などと、いう言葉が「一緒に行きましょう」とか、「私についておいで」という意味であることを認識しているようなのである。

要するに標準語も方言も何らかのニュアンスでわかるのであろうと思われる。

当然、「帰るよ」と「けぇっつぉ」を理解するわけで、たぶん方言が多く残る、田舎の犬ほど、言語の学習能力は優れているかと思うのだ。

さらに、犬に冗談と本気が通じるかということになると、これはいたって難しい。

親父はあの調子の犬であるから、結構私のいたずらを楽しんでくれるのである。わざとたたいたり、蹴飛ばしたり、持ち上げて振り回したり、追いかけたり、それが遊びか本気かよくわかってくれるのである。

ところがレナの場合は怖がって、歯をむき出して怒ったり、唸り声をあげて威嚇したりする。そのうち咬みつかれるだろう。
ところが車に乗せてドライブするときなどはとってもいい犬になるのである。

まあこれは、人間と同じで性格によるところが大きいような気もするのであるが、犬の場合でも気持ちがわかりあうというようなことができてくるのである。
実際は、何を考えているかわからないので、むしろこちらが合わせてもらっているとも限らないわけで、一概には犬の頭の中など想像でしか語れないわけだが。

とにかく、まずは言葉を覚えてもらうことが大事である。

普段あまり使うことのない、車が来たからよけろとか、やばいから逃げろ、などという言葉は、以外にとっさのときはよく出る言葉だ、ところが当の犬たちは何のことかさっぱりわからない。

突然遭遇する危険回避の訓練も、やってておく必要がある。





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