
突然パラパラと音がしたと思ったら、あられ雪だ。
今日は寒いと思ったら、もう雪だもんな。
畑の野菜もすっぽりと雪におおわれ、これからの半年間はハウス栽培に切り替わる。
なんとか鍛治ヶ沢直売所も一年を通して野菜など出せるようにしたいものだ。
無人直売所としてはほかにないほど多品種のものが出せてきたと思っているが、
部落のみんながそれなりに取り組んできた成果だ。
これから冬になると忙しさも落ち着いてくるし、春から中断している唐臼作りや、炭窯作りなどいよいよ手がけなければ。
唐臼の里プロジェクトは更なるみんなの理想の古里作りを進めなければいけないのだ。
ともあれ、まずはみんなで作戦会議を開かなければいけない。今年の反省と来季の取組み。いわゆる忘年会というやつだな。リラックスしないとなかなか会話が弾まないから、それもいいか。
里山の小さな料理教室もそろそろ中華料理編第2段をやろうと思うし、楽しいことがいっぱいである。
しかし、これを楽しいと考える人と、煩わしいと考える人がいるわけで、いかに楽しく、それが自分の生活や、心の豊かさにつながるかということをなかなか理解してもらえない場合が多い。特に年配になればなるほど、ひたすら働くことこそが美徳と考えるのである。
とにかく、まずは思いっきり楽しんで、うちとけた中でプロジェクトを進めてゆくことが大事だ。
それを説明してもなかなか理解されないが、いずれ楽しい暮らしが村全体に広がることを創造して、そのためのきっかけを一つ一つ提案してゆくことだ。
まずは、誰のためでもなく、自分たちのために、楽しいことを始めることから。
やがてそれが村の生活や心を豊かにしてゆくこと。
そして村が閉鎖的ではなく、グローバルに開かれた村であること。
その暮らしに安堵を求め人々が集う。
それは観光地やテーマパークとはちがう、人間本来の心の故郷なのだ。
そこに本来の桃源郷が出来上がるのである。そこは見かけではなく、人々が営みの中で生きる楽しさを共有し、平和に暮らす安住の地となるのだ。
最近部落の中で直売所を中心に会話が多くなった。お互いにいやなことも、楽しいことも、意見を出し合えるようになった。これは大きなステップアップだ。人間には話すという大きな手段があるのだから。