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in 唐臼の郷 鍛冶ヶ沢から

ニッコウキスゲの道

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最近裏山を歩く時間も取れなくて庭先の写真ばかりでしたが、久しぶりに犬どもを引き連れ山道を歩く。たぶんそろそろニッコウキスゲが咲くころだったなァと思いながら歩いてゆくと、いつの間にか道の周りの木々も大きくなり、緑の葉につつまれたトンネルとなっていた。

相変わらず親父のリュウはのらりくらりと坂道を登る気もなく、時間を稼いでいる。やがて奴は見えなくなった。レナと上って行くとちょうど見頃となったニッコウキスゲが道沿いにオレンジ色の花を咲かせていた。呼吸を整えシャッターを切る。遠くでレナの吠える声が聞こえてくる。何事かとその声の方に向かって行く。

犬と長年付き合っていると、泣き声でどういう状況かということが大抵わかるようになってくる。この鳴き方だとおそらく木の上にいるリスでも見つけたのだろう。こういう場合は1回ずつ長い間隔で鳴く。

身内の人の場合とお客さん、そして近所のJ子さん、それぞれに鳴き方が違う。さらに対象が猫か、狸か、カモシカかでも違う。

ということで、声のするところまで行ってみると木の上を、リスが歩いていた。カメラに収めようと思うがなかなか動きが素早く、隠れてしまって写すことはできない。

いつもの場所までついて鍛治ヶ沢の風景を収めた。

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何ヶ月振りだろう。村は深緑に覆われ、撮影場所の周りの木々も生長し視界が狭くなっている。
あと何年かするとここから村も見えなくなるのだろうと、切られた山の再生の早さに驚く。
こういう山間の地では昔からずっとこうやって繰り返してきたのである。山がなくなることも木々がなくなることもなく、享受されてきたのである。

本来の命のあり方とはこういうものであろうと思うのだ。人間のエゴで開発という名のもとに切り刻めば二度とこのサイクルは繰り返すことなどできなくなるのである。自然の変化を楽しむ方がよっぽど面白いことなのだと気づかされるのである。

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