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in 隊長の豆腐道

シルクのカーテン

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2009-11-13.jpg

メロンを片付け終えたハウスに、ほうれん草の種を播いたが、水不足のせいかどうも成長が思わしくない
。そんなことでハウスを覗きにいったら、朝日に照らされた蜘蛛の巣が、シルクのカーテンのように垂れ下がり、その美しさに目を奪われる。

外ではなかなかできない光景だ。昼暖められた土から蒸気が上がり、細かい水滴が糸に付いて、その重さで垂れ下がる。水滴が小さく均一に蜘蛛の糸に付いて、白い糸がさらに柔らかく光を放つ。
写真では表現できないがとにかく美しいのだ。
ちなみに蜘蛛はいなくなっていた。

さて、多忙なスケジュールも一段落、遅れていた大豆の収穫がようやくできると思ったら、雨が降られ、何とか今日手がついた。とりあえず引き抜くが、まだ雨で湿っているため暫くは乾燥が必要だ。
今年は春に風が吹いたせいで成長がよくないが、雑草の処理ができなかった昨年よりはかなり収穫は上がるはずだ。新豆で豆腐ができるのもそう遠くはないだろう。

やっぱり大豆も採れたての方が格段にうまいのである。

最近、豆腐の売れ残りが出るので、家でも結構豆腐を食べることが多くなった。
味が変わっているわけでもないし、値段も手作り豆腐の価格からすると安いのだが、不景気だと150円の豆腐も高いのかもね。

ちなみに豆腐といっても作り方と調理の仕方でその味や食感はざまざまである。

そのまま食べるのが一番うまいのだが、つるっとした食感のもの、かたくて歯ごたえのあるもの、色々であり、好みの問題だろう。更にみそ汁に入れたとき、かたく締まるもの、逆に柔らかくふわふわになるものなどこちらもいろいろである。

長年色々試してみるとわかることなのだが、数種類程度の豆腐を食べてわかるものではないという事である。

私の好みからすれば、そのまま食べても柔らかく、つるっとしているのが好きである。
そしてみそ汁やなべ物、湯豆腐などにしたときにふわふわと柔らかくなるやつが好きだ。
当然味もしっかりと大豆の味がしなければいけないのである。

これは大豆がこれだからとか、にがりを使っているからいいとか、そういうものではないという事がわかってきた。すべてはトータルバランスなのである。
大豆を替え、凝固材を替え、消泡剤を替え、作り方、道具、そのすべての関係で美味い豆腐はできるのである。(あくまでも私の好きな豆腐を美味い豆腐とここでは述べています)

最近では色々な豆腐を作れるようにはなってきたが、それぞれの要望にこたえた豆腐を作るという事になるとこれは大変である。できないことではないが大変である。
そんなわけで、私の豆腐は煮る程に柔らかくふわふわで熱々の豆腐を作っている。汁物に入れるのは安い豆腐でもいいとよく言われますが、それは違います。
いい豆腐は味噌汁の汁そのものの味が全く違ってきます。豆腐の味だって違います。もちろん食感も。キムチ鍋なんかに入れたら豆腐がとろけそうになります。でも崩れたりはしません。
そいう豆腐を作っているからです。

ホットプレートで焼いて味噌だれでいただく、これも美味い。

最近家で食べられるので色々試していますが、これほどよくできた木綿豆腐はないと、酒をあおりつつ、自画自賛の日々。絹ごし豆腐のような木綿豆腐なのである。

一度そんなことを考えつつ豆腐をじっくり食べてみて下さい。豆腐って作る人によってこんなにも違うのかと驚くはずである。

豆腐というものも奥が深く、それだけに面白さもあるが、これからの水の冷たさを考えるとちょっとねぇ。

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