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僕にとっての一番の幸いって何だろう

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本日新里中学校に行ってまいりました。
演劇の裏方仕事についてお話を少々。

写真は新里中学校の校舎であります。最近の学校というものは私らが学校に通っていた頃の四角いコンクリートの校舎とは全く別物であります。
この田代の亀岳小学校もそうですが、こんなところで学べるだけでなんか創造力豊かな大物になれそうな気がしてきます。

来たる10月24日、ここ新里中学校で開催される、2010新中祭。

中学三年生が今一生懸命取り組んでおりますのが、この時上演される演劇、「銀河鉄道をこえて」。

宮沢賢治の銀河鉄道の夜を戯曲として清水邦夫氏が書いた作品がもとになっております。

佐々木先生があたためておいた、満を持しての演劇であります。

銀河鉄道の夜は多くの人が研究し、さまざまな解釈で宮沢賢治の心の内を探り出そうとしておりますが、明確な答えが出るべくもなく、それにより様々な形で関連作品が出てきました。

以前麦の会でも別役実氏のジョバンニの父への旅を上演したことがありますが、いずれにしてもそれぞれの先生方の解釈による芝居を、更に解釈しつつ演じなければいけないというのは、銀河鉄道がブラックホールに吸い込まれるがごとく複雑と化してゆくのであります。

しかしそんな戯曲をこのたび新里中学校の3年生の皆さんが取り組みます。
現在読みの段階ではありますが、非常に楽しみであります。

そんなことを考えながらここを訪れると、天気輪の丘か銀河ステーションに見えなくもない校舎なのだ。

この学校には春陽ホールと名付けられた素晴らしいホールがあります。はっきりって学校に存在すること自体驚きです。演劇や音楽などをリードする学校になっていってほしいものだと思ってしまうのであります。

音響や照明の設備も整っており、申し分ない環境です。(体育館は別にあります)

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こんな感じで照明の調光を担当の生徒さん達がやっております。こんなことできるところはないわけで、そんな経験ができるという事は実にいい。舞台照明だとか舞台音響だとかの基礎はともかく、電子機器に囲まれている現代社会の子供たちに臆するところがあるわけがない。

経験できるだけ得をしたと思って、どんどん使いこなしてくれればいいのだ。

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さてこちらは、長年、ともに演劇活動に取り組んできた大川原氏がキャストの生徒さんに演技指導中。

トレンディドラマや映画、バラエティーで育った皆さんですが、演劇は見てたそれとはちょっと違うぞと感じながらセリフの練習中というところでしょうか。

懸命に取り組めば幕が閉じたときお客さんの拍手とともに、達成感、満足感、優越感、そんなものがきっとこみあげて来るはず。

でも今自分が何を準備したらいいかというのは難しいことではあるが、本番で悔いを残すことだけはしないように準備しておくことが大事なんだろうと思うのである。

がんばれ新里中諸君。


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1 Comments

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富士山  

宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」も難解ではありますが、それ以上に清水邦夫の作品も難しいですよね。それを上演するなんて新里の中学生はすごい。えらい。頑張ってください。陰ながら応援します。

2010/10/09 (Sat) 15:10 | EDIT | REPLY |   

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