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in 日本蜜蜂部隊結成

最強最悪の刺客来襲

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天気も上々、そろそろ田んぼに散らした稲わらが乾燥してきたので、トラクターでスキ込もうと道路を移動いていると、いつものミツバチの巣穴に怪しげな影が遠くから見えた。

稲わらのすきこみ作業はタイミングが重要で、散らしたわらが乾燥してからすきこむ必要がある。
まだ青いうちにすきこむと中々腐らない。いつまでも土中にそのままという事になる。
ただ腐ることと、分解して肥料になることとは違うのである。

それについての詳細は専門の方にお任せして、いずれにしても乾燥したところですきこむのがしっかり肥料になってくれるし、春に水を入れたとき稲わらが浮いてくるという事もなくなるのである。
また、あまり寒くなってからだと今度は分解しにくいのである。

来年いい米を作るには、今からしっかりやっておかなければいけないのだ。

話は戻るが、こいつは以前紹介したミツバチを襲いに来るキイロスズメバチとは違うぞと気がついた。
遠くから気づいたのである。何しろ大きい、色も鮮やかでヘルメットをかぶっているようだ。

おそらくこいつはオオスズメバチであろう。

他の蜂はミツバチの巣を襲う際に群れでやってこないのだ。しかしこいつは違った。
写真は2匹であるが交代で仲間が加わるのである。こんな行動を取るのはオオスズメバチだと本で読んだことがある。

ミツバチと生活していなかった頃は見ることもまれであり、この辺ではあまり生息していないと思われたが、すぐ近くでこのような奴らと出会う事になろうとは考えてもみなかった。

そうなると家のミツバチたちがあぶない。トラクターを方向変換させ家に戻る。

巣箱を確認したがまだ奴らはこっちには来ていないようだ。しかし一刻の猶予もならない、今の巣門は大き過ぎることは以前から気になっていたのだ。
倉庫からアルミの板を見つけ出し、巣門をオオスズメバチが入れないサイズにふたをする作業に取り掛かる。

他のスズメバチはミツバチを一匹ずつしか捕えられないが、こいつは大挙して滅ぼすらしい。
であるからして中には絶対入れてはいけないのである。

ミツバチが出入りできて、オオスズメバチが侵入できない巣門の高さは6ミリという事だ。

早速アルミ板を製作して巣箱の巣門へ取り付け作業に入る。
しかし箱を作った時に付けるのとは違い、ミツバチは盛んに集蜜作業を行っているから出入り口はパニック状態に陥る。

何しろ隙間を調整する間多くの蜂が出たり入ったりするわけで、定規で測りねじを締めつける間、目の前を羽音がうなりをあげて通り過ぎるのである。ミツバチの大群に取り囲まれた状態となる。入り口で作業しているから当然なのだが。

手にあたったり、顔にあたったり、とにかくつぶさないように注意しながら作業を進める。
しかしながら調整中に一匹の蜂を手の下にしてしまったらしく、つぶしたのだ。すまないこれもお前たちを守るために仕方のないことなのだとつぶやく。

ミツバチは仲間がつぶされたりすると凶暴になるらしいことを聞いていたのでやばいと思ったが、なんとかそうならずに済んだ。Tシャツに頭はそのまま何もかぶらず、日頃コミュニケーションを取っているとばかりに、飛び込んだのだが、どうやら私の気持ちは彼女らには通じているようだ。
一度たりとも刺されることはなかったし、取り囲むようなこともなかった。
蜂とて人間との信頼関係というものができるのである。

以前よりはだいぶ出入りがしにくそうであるがこれで中まで侵入されて攻撃されることはなくなったはずである。

しかし、電柱の方の蜂はどうにも手立てがない。穴の中に入っていくスズメバチもいる。ここのミツバチたちはどう対応するのか、勝つか負けるか見守るしかない。

ミツバチも当然攻撃を仕掛ける。かたまりとなって熱殺するわけだが46度の温度で10分なそうだ、しかし単に46度では10分では死なない。CO2も関係しているらしいといことである。
詳細はWebで検索してみて下さい。動いているミツバチもそう簡単にはつかまらないことは見ていればわかることである。

問題はもう一つある。この場所が道路のすぐそばだという事だ。通学路なのだ。
こいつらは最も危険な野生生物といわれていること。アナフィラキシのみならず集団で攻撃されればその毒で死にいたるという事である。実際毎年何人もの人がこいつにやられなくなっているのである。

集団でこんなところにいられたら何時襲って来るかわかったものじゃない。実際黒いカメラを構えてすぐ近くまで行くのは自殺行為である。こんなときは望遠レンズがあればとつくづく思うのである。
マムシやヤマカガシなどの蛇よりずっと怖いのである。何しろ猛スピードで飛んでくるのだ。

今日は一日この電柱付近を遊んでいるのである。ここがオオスズメバチの巣穴というわけでもないから厄介だ。
全滅させるに至らないのである。

しかしこいつがいないとミツバチが増えすぎて飽和状態になり、食糧不足で共倒れするという事でもあるようだ。
世の中には可もなく不可もないただの虫というものがいるそうだが、こいつは相当手ごわい虫なのである。
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