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in 出崎産直はなあど

また一歩前へ

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なあどの産直が本日オープンした。
一年を経てようやくここまで戻ってこられた。多くの人々の努力と協力があればこその結果だ。

昨年の今頃は途方に暮れていたはずだ。

駅前広場、中央通り、そして出崎へ、まだ元の場所へは数十メートル先であるが、昨年この場所を自分たちの手で片づけて、外でもいいからやり直そうと誓った。

昨夜は徹夜でインターネットの接続等の準備。ビールの差し入れと大雪でこの場所から身動きのできない状態へとつづく。事務所のプレハブで寝ようと思ったが寒すぎて、いっそのことネットワークカメラの設定、設置までやるか。それにしてもまったく温まらないエアコンにがっかりだ。

なにはともあれこれほどまでにこの仮設店舗にかかわると、おのずと愛着がわいてくるから不思議だ。
毛布にくるまり目を閉じると、この場所が海にのみ込まれるシーンがよみがえる。そしてまたここに帰ってきたぞ、ここでまた一からスタートだ。

ブラックニッカの香りが眠りを誘う。が背中から体が冷えてゆく。寒くてトイレに出ると降り続ける雪が体を濡らしてゆく。もう抵抗は止めて寝ることよりも明日のためのその一だ。

今回の店舗の面白いところはカウンター席が用意されたことだ。いろいろな話をしていると予想以上の結果が導かれるから面白い。それだけの組合員がいるということも事実である。このカウンターからいろいろなドラマが生まれるんであろう期待が実にいい。

そして私の一押しは、レジと当番がつけるエプロンである。佐香厚子先生が描いてくれたミツバチのデザインを入れたエプロンだ。是非商品化したいものだ。このエプロンは私と事務局長の思いが詰まったエプロンなのだ?

多分海に一番近くて怖いかもしれない売り場ではあるが、その反面この場所だから逆に安全といえる場所かもしれない。ここでやることの意義は大きい。リスクもあるが。

その数日前、陸前高田の米崎小学校を訪ねた。ここでは中学校も同じ校舎に入っているそうだ。
陸前高田はやっと瓦礫がまとめられ、これが片付けば更地となり、それからの復興は早いであろうと思われた。ただ、あまりにも海が近くに感じられる。いや近いのだ。

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ホテルの床下も水があった。このホテルで大パーティーがあった昔のことを思い出す。大人数の中での抽選会の司会進行など楽しいこともあった。そんなことを思い出しながら、でもここは大きく変われる可能性を感じた。

帰り道アレアレアの二人からいただいた”笑顔に会いたい”を聞きながら、そろそろ抱えているものを背中に背負い始めてもいいんじゃないかとふと思う。

国道45号線を走りながら、多くのものを失いすぎたと思う。その反面両手に抱えたものはあまりに大きすぎるのである。

なあど産直に来たら荷物をおろして一休みしてもいいんですよ。

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