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in 日本蜜蜂部隊結成

娘を嫁に出す

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アヤメが庭先で色鮮やかに咲き誇る。

ビニールハウスのメロンの様子を見に進んでゆくと蜜蜂が数匹中を飛んでいた。

変だなと思い外に目を向けると、ビニールの壁に蜂球ではなく板状に蜜蜂がとまっていた。

毎日今日か今日かと待ちわびた分蜂が始まったのだ。おそらくは今年二度目となる巣箱からのものである。
その前の時は高く松の木の枝に蜂球を作り、林の中に消えていった。今度こそと待っていたのだがこんな形で目の前に来てくれるとは想像していなかった。

思いが通じたに違いない。

透明なビニールハウスであるから表からも裏からもその様子が目の前で観察できる。こんなことはめったにないチャンスなのだ。

触覚で何かを伝達しているもの。八の字ダンスで仲間に何かを伝えているもの。じっと動かないもの。飛んでは戻るもの。それぞれに別々の動きをしているようで、実はしっかりと移動場所や動くタイミングなどを伝えていると思われる。

日本ミツバチは西洋ミツバチのように巣枠で飼う事は難しく、重箱の方式が多い。であるから中々八の字ダンスやら、色々な動きは見ることが難しい。まして女王蜂を確認することなど更に難しいと思われる。

それではここでその女王蜂をご覧いただきましょう。

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写真中央やや右側、これが多分今年生まれた日本蜜蜂の女王蜂である。先日巣を出た女王の娘という事になる。
そして左上側に見える黒い蜂がオス蜂である。ここにいる蜂たちはみな兄弟姉妹という事になる。

最初の分蜂では子供たちを連れてゆくが、次は姉妹なのである。そしていつもは黒っぽい体の働き蜂たちも、新しい巣作りのために蜜をいっぱいため込んでいる。そのため大きく縞模様が出て色も黄色っぽくなっている。
しかし中にはお花畑から帰ってきたばかりで花粉をつけているものもいる。
どうやって出るものと残るものを決めているのだろうか。

さてこの者たちを近くに住まわせるわけにはいかないという事で、嫁に出すことを決意する。

早速電話をしてやさしく傷つけないように回収し、高浜へと移動する。

一年間毎日かかさず見守り続け、色々面倒を見続けてきたそして仕事を手伝ってくれた私のパートナーたちである。娘を嫁に出す親の心境なのである。

孫が出来たら遊びに来いよ。そのうち会いに行くからな。体を大事にしろよ。などと送り出すのであった。

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